ツバメが無事に飛び立って行ったのもつかの間。

エサのコオロギが大量に残ったので、処分に困っていたら
妹の所に「イモリ」が居るのを思い出したので、イモリのエサにならないか？
って思ったので、コオロギの入ったプラケースを自転車のカゴに入れて
いざ、妹のところへ行く道中・・・。

大通りに出てスグのコンビニに差し掛かった時、前方から柴犬の姿が見えた。

ん？飼い主が犬を表に繋いでコンビニで買い物でもしているのか？って思ったら・・・
どんどんと柴犬が俺の方へトコトコと歩いて接近して来るではないか！＠＠；

こいつ、どこかの家から脱走したのかっ！
でもぱっと見はウチの隣の柴犬に似てる・・・
首輪も確か同じ赤い首輪だったはず。

電話で親父に隣の犬が居るかどうか確認してもらうと
「隣のわんこ、気持ちよさそうに寝てる～」と返事が＠＠；

ってことは、こいつはどこのわんこだ？？？

しかもめっちゃ人懐っこい。

自転車を降りて犬が逃げないように首輪を掴んだその時
前方からどっかで見た人物が走って来るではないか＠＠；

その人物とは。。。俺の妹（笑

妹曰く

妹が先に発見したようで、その時は大通りの真ん中をウロウロしていて
大型トラックに轢かれそうになっていたので、慌てて犬を括る物を探して
犬を追いかけて走って来たそうだ＾＾；

そのまま妹店に戻り、首輪に名前や住所に繋がる手がかりはないか調べたが
一切手がかりは無かった・・・。

次に思いついたのは「犬任せで家に戻れるか？」作戦。
犬をリードで繋いで、散歩のように歩いてみて犬が進む方向へひたすら歩く作戦。

が、一定方向へは進むのだが、道路を渡ったり戻ったりで・・・。
気が付けば交番の側まで来ていたので、迷子犬保護の報告を。

正式に拾得物として届け出ると、本署へ連れ帰り２週間しか保護してくれない＆
その後は保健所行き・・・・

てか、以前妹がコッカスパニエルを保護して届け出た時は、犬を妹が自宅で保護してもＯＫだったぞ？？？

なんか今年になって大幅な人事異動があってから、警察の対応がマニュアル通り過ぎるというか、融通も利かないし柔軟な対応にも欠けるし、祭りの際の交通整理もどんくさい・・・。

なので、正式な届出はしないで「報告」にした。


次なる作戦は「チェキを撮ってコンビニで指名手配」作戦。
早速バイトの子に聞いてみると、「このわんこ、この近所のヘルパーを利用しているおじいさんが飼っている犬に似ている」
との有力な情報が！

早速そのヘルパーステーションで聞き込みを開始すると「○○さんのわんこかも」
他のヘルパーさんにもチェキを見せると、ほぼ間違いはないようだ。

でも飼い主は見つかったが、新たな問題が。

このおじいさん、時々頭のスイッチがＯＦＦになるらしく、犬をすぐに放してしまうそうだ。
現にこの日の午前中にもこのわんこは保護された模様・・・。
おじいさん本人もスイッチがＯＦＦの時に自分自身も保護されるようで・・・

じゃ、犬を返しても、また放してしまうと車に轢かれる可能性大やん！

しかもおじいさんは一人暮らし。
他の家族さんは他所で住んでいるらしい。

ケアマネージャーさんがこの日来るらしいので、家族に連絡を取ってもらって
犬の件をどうするか聞いてもらうことにしたけれど・・・
自分の家族も見てみぬフリなのに、果たして犬を引き取ってくれるのだろうか。

妹は俺以上に動物好きなので、こんな状態では犬は返せないって言って
おじいさんの家族の回答が出るまで、暫くわんこを引き取って保護すると言っている。

引き取り手が居ないならウチで引き取ってもいいのだが。。。
ウチには雲助が既に居るからな・・・。
雲助自身も、飼い主の都合で見捨てられてウチへ来たわんこだし。

しかし今回は何か考えさせられるなぁ・・・
高齢者が犬や猫を飼うケースは多いと思うのだが、今回みたいに
一人暮らしで、スイッチがＯＦＦになったり、最悪な場合飼い主が先に亡くなることだってある。
家族が居れば高齢者の世話や生き物の面倒もみれるだるけれど、生き物まで責任もって
面倒見るのか（見れるのか）って思ったりも。

今回、どこか良い里親でも見つかると良いのだが・・・。

てか、兄妹揃って仕事中に他所のわんこの件で奔走するってどうよ＞＜；