Nicotto Town


お ね に ぃ 日 和


【下書き】宿題という名の課題【①】

二次創作でも許されるかな。
え、許さなえ? させん

無題、
あとで考えるよ

ちなみに8月23日現在、コチラ(完結済み)を出品いたしました
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彼は一人、コスモス畑の中で佇んでいた。
ぼんやりと茜色の空を見つめている。
「ねぇ」と声をかけようとしたが、やめた。
彼が自分は入ってはならない領域の中に入っているような気がしたからだ。
「――瑠夏、どうした?」
「…あ……、ばれてたか」
気付かれていたようだ。
瑠夏はコスモスをかき分け、彼の隣へ行く。
「どうしたの、ぼんやりして」
彼は答えない。
瞬きもせず、ただ空を見上げていた。
「…きれいな空だね」
「…あぁ」
それきり、瑠夏と彼――陽太は黙りっきりだった。
不意に陽太が草むらに座り込む。
瑠夏もそれにならい、草むらへ腰かけた。
「俺、な」
「うん……?」
「………ごめん、何でもない」
「…うん」
何かがあった事は明白だった。
暫く、瑠夏と陽太は空を見続けた。
ぼんやりと小さな輝きが見え始めたころ、陽太は立ち上がった。
「もう暗くなってきた。…送ってくか?」
「じゃ、お言葉に甘えちゃおうかな」
瑠夏も立ち上がり、草のついたスカートをはたく。
ずっと草むらに置いたままの鞄は冷たくなっていた。
彼はもうコスモス畑を抜けているではないか。
待たせるのは悪いと思い、瑠夏は駆け足で陽太の下へ駆けて行った。

暫く二人で歩いていると、近所のおばさんとすれ違った。
「あら、瑠夏ちゃん。男の子と二人っきりなんて熱いじゃない!」
「ち、違います! そういうのじゃなくて……!」
「もう暗いので送って行こうかと思って」
おばさんはニヤニヤしながら「気を付けてね」と言い、自分たちの来た道を進んでいった。
「…あの人は?」
「東おばさん。私の家の近くにさ、ほら。大きなお屋敷があるでしょ? そこの」


とちほ
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メモ


野宮 瑠夏(のみや るか) 14歳 ♀
 とかいっこ
 
 おばかさん
 せみろん
 「ぶhww」のひと

宮原 陽太(みやはら ようた) 14歳 ♂
 いなかっこ
 なまってないっぺ
 ばななむけてる
 いっちょまえ
 れいせい
 いいひと

東 公子(あずま きみこ) 58歳 ♀
 あずまおばさん
 かみのけをむらさきにそめればしらががかくれるっていうからやったひと
 いまじゃとしでんせつになりかけているほどむらさき
 いどばたかいぎしてる
 るかたんはすはす
 ようたたんにきゅんきゅん
 いけめそずき




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