Nicotto Town


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第178弾「フォレストでバイトする少女 2」

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クリスマスに向けて、お小遣いかせぎをしようと

思った少女は、「フォレスト」でのバイトを再開しました。

ちょうど、クリスマスくじのバイトが
終わったところでした。


「森のそばのパン屋さん」という店名で
素朴にスタートしたこの店は、初めて内装を変えたとき、
「Bakery Café Forest(ベーカリー・カフェ・フォレスト)」と改名。

すっかり繁盛して、店員の数も、少し増えました。
少女が初めてバイトにきたのは、ちょうど、その頃でした。


このカフェでは、店長と、奥の部屋にいる会計士と、
たまにペンキをぬりにくる人たち以外は、
すべて、バイトの学生たちでした。



開店前、店員のジェマが尋ねました。

「店長、いつものエプロンは、ないんですか?」

そういえば、と少女も思った、次の瞬間、
店長が、トゥリーの飾りつけをしながら言いました。


「制服のエプロンのデザインが変わることになって、
 今度、新しいのがとどくから、
 とりあえず、それまでは、なしでやって」

「はい」


2人が同時に返事をすると、
店員のデビーと、アロンソが入ってきて、
同じ質問をしました。

店長は、ペンキがかわいた窓に
リースを取りつけながら、2人に同じ答えを返していました。



店員たちが、カウンターをふき終え、材料を確認し、
お冷の準備をしたところで、最初のお客さんがやってきました。


「いらっしゃいませ」


デビーが席へ案内すると、
お客さんは、メニューをじっくりと見て、
サンタの国のパエリアと、Lサイズのカフェ・オ・レを注文しました。


店内が、暖房であたたまってきました。



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第?弾「ベーカリー・カフェ『フォレスト』の内装 1」
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=454893&aid=57063469

サンタの国のパエリアとは? - イベント
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=10&aid=57922645

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