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牛乳神話完全崩壊 2/2

牛乳神話完全崩壊 2/2

牛乳は美肌にとっても大敵です。
大量に含まれるIGF-1が組織の成長を過剰に促進する結果、
にきびを増やしたり、肌を老化させたりするのです。
ミルクたんぱくのカゼインは、体内で製造されるIGF-1の量をも増加させてしまいます。
その結果、牛乳を一日に二杯以上飲む人は、一杯以下しか飲まない人に比べ、
にきびが20~30%多いと言われています。
体内のIGF-1レヴェルを低く保つ事は、究極の美容法の一つなのです。

100年ほど前から人類は生乳を牛乳に加工して飲むようになりました。
加工する前の生乳の中には様々な良質な成分が含まれています。
しかし、市販の牛乳には、そのような良質な成分は加工される過程ですべて失われてしまいます。
牛から搾った乳を「生乳」と言います。
生乳はホモゲナイザーという機械を用いて、脂肪球を機械的に細かく砕きます。
こうして作られるのが「ホモ牛乳」と呼ばれるものです。
ところが、ホモゲナイズする事により、生乳に含まれていた乳脂肪は酸素と結び付き、
過酸化脂質に変化してしまいます。
ホモゲナイズされた牛乳は、雑菌の繁殖を防ぐために加熱殺菌する事が義務づけられています。
牛乳の殺菌方法は大きく分けて四種類あります。
①低温保持殺菌法
②高温保持殺菌法
③高温短時間法
④超高温短時間殺菌法
世界の主流は高温短時間法ですが、日本の主流は超高温短時間殺菌法です。
本来、牛乳には脂肪を分解する消化酵素リパーゼが含まれているのですが、
牛乳を加熱殺菌する過程において破壊されてしまいます。
超高温にされる事によって、過酸化脂質の量はさらに増加し、
たんぱく質は熱性変質し、熱に弱いラクトフェリンは失われます。
加熱殺菌によってたんぱく質が変性した牛乳は、胃で固まらずに直接腸に流れ、
腸内細菌が異物と認識して消化吸収しないため、腸に負担がかかってお腹を壊します。
こうして日本の市販の加工牛乳は、健康を阻害する飲み物になってしまうのです。

牛乳は、子牛が必要な栄養素を摂取するために飲むものです。
どのような動物でも母乳を飲むのは生まれてから間もない子供だけです。
自然界で大人になっても母乳を飲む動物など存在しません。
人間だけが種の異なる動物の母乳をわざわざ酸化させて飲んでいるのです。

牛は草食動物ですが、その草に農薬が残留している場合があります。
また、乳牛には牛乳の生産量を増やすために飼料を与えています。
ところが、この飼料には抗生物質やホルモン剤が加えられている場合があります。
これらの物質は脂肪に溶けやすいため、特に脂肪の多い牛乳に多く蓄積されてしまうのです。
牛乳には多量の有害物質が蓄積されている可能性があり、
加工牛乳はこれらを高濃度に濃縮したものなので、安全性の面から大いに問題があると言えます。

どうしても牛乳を飲みたければ、
ホモゲナイズや加熱殺菌をしていない生乳を時々飲む程度にしましょう。
自然本来の生乳であれば、酵素や乳酸菌がすべて生きています。
カルシウムの吸収を助ける酵素も生きていますし、
鉄分の吸収を助けて免疫力を高めるラクトフェリンも生きています。
ラクターゼが少なくて乳糖不耐症の人でも問題なく飲めます。
胃の中でコロイド状の固まりになり、緩やかに消化されるため、お腹を壊す事もありません。



~~~転載おわり
http://fasting.lolita.la/milk.html





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