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権力に都合の悪い発表は、土曜日の朝刊 1/2

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権力に都合の悪い発表は、土曜日の朝刊に出るらしい
   
基地帝国のセオリーに、都合の悪い発表は、土曜日の朝刊に出る。というのが、あるらしい。
これは、1週間のうちで、土曜日の朝刊を読む確率が一番低いからなのだそうだ。
それに合わせて発表される。


世間を騒がす大事件の裏で、権力に都合の悪い発表があるのは、僕もかなり前から気付いていたが、これは気付かなかった。
和歌山毒物カレー事件で林真須美被告に死刑判決

世間を騒がせる大事件も参考に



もちろん、日本は『基地帝国』の『舎弟国家』なので、同じセオリーを実行しているはず。



そこで、先日の土曜日の朝刊を読み返してみたのである。


主なニュースは2つ。

一つは、東京拘置所の死刑刑場の様子が発表されたこと。
詳しくは、保坂さんのブログでどうぞ。
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/492b8a47213091ff21f39dc9b3cdbc5c


もう一つは、安全保障懇談会のとりまとめの最終報告が決まったこと。
これは、武器輸出三原則の緩和(日本に核持ち込みオーケー+日本の武器輸出と共同開発オーケー)や、有事における米軍との共同行動に踏み込んだ内容となっている。
ようするに、米軍と経団連の都合で、日本をより実戦出来る体制に持っていこうという策略である。



なるほど。この2つが都合が悪い発表なんだな。


ちなみに、クリーンで正義の側に居そうなリベラルな大統領の時に、おかしな法案をするすると通過させたり、テロリスト援助したり、他国爆撃したりするというのが、基地帝国のセオリーであるらしい。

カーター大統領やクリントン大統領に良い印象を持っている人は多いかと思うが、CIAが中東のテロリスト達に、エージェントであるオサマ・ビンラディンを通じて麻薬売買と武器売買を行って現在『アルカイダ』と呼ばれるテロリスト育てたのは、カーター大統領時代である。
これは、当時の大統領補佐官であったズビグネフ・ブレジンスキー(オバマ大統領最大の黒幕)が証言している事実である。
バラク・オバマ大統領の黒幕とは?も参考に
http://ccplus.exblog.jp/8950154/


意味不明な余った爆弾の処理としか考えられないユーゴ空爆を行ったのは、クリントン大統領の時である。
郵政民営化と第四次世界大戦 上も参考に
http://ccplus.exblog.jp/9564089/


そのセオリーに従うと、菅直人総理大臣というのは、基地帝国にとって実にセオリー向きの総理大臣であるような気がするのは、僕だけだろうか?
首相、どう対応します??

さて、権力は、死刑の刑場を見せるのが嫌らしい。
今までも、ほとんど全く公開してこなかった。
今回も御用記者に向けて、細部に踏み込ませないカタチでの公開となった。



なんで、死刑の刑場を見せることは、そんなに都合が悪いのだろう??
基地帝国では、被害者の面前で死刑にする所もあるくらいだ。
不思議ですね〜

さて、僕は以前、ある仮説を考えついた。


以下引用

僕は死刑制度に反対です。
なぜ反対なのか?
根本的に言えば、『人に人を殺す権利なんか無い』ということです。
『人に人を殺す権利を認めてはいけない』ということなんです。
人を犯罪から隔離する権利はあると思いますけどね。

人に人を殺す権利を認めてしまうと、どこまでもその権利は拡大していってしまうことは、歴史が証明しています。


かつて、スターリンは、死刑制度を利用して、一体どれほどの人々を殺したのでしょうか?
毛沢東の中国共産党はどうですか?
ヒトラーのナチスドイツはどうですか?
金日成の北朝鮮はどうですか?
ポルポトのカンボジアはどうですか?
日本の特高警察はどうですか?
大量破壊兵器があると嘘をついてイラクを爆撃して沢山人殺しをした誰かさんはどうですか?



そう、死刑制度があることで、果てしなく大量の人間が殺されているのです。
それは、死刑制度による犯罪の抑止の効果の数百倍、いや、数万倍の数かもしれません。

死刑制度が存在した方が、我々一般市民にとっては、明らかに危険なのです。


ここのところずっと、日本の事件を様々調べてきたのですが、
はっきり言って、冤罪というのは山ほどあります。
山ほどです。

死刑囚にしても、あきらかな冤罪が相当数存在します。
しかし、どんなにおかしくとも、検察が起訴した刑事事件の99.9%は有罪が確定するのです。

画期的な判決をした判事や裁判官は更迭されたり左遷されたりします。
場合によっては、不自然な自殺をする場合さえあります。
判決は、過去の判例に従って裁かなければならないのです。

そして、一度死刑が確定した裁判は、その判決がどんなにおかしくとも、再審請求が通ることは、まずありません。
それはなぜか?
それはもちろん、冤罪の死刑囚が居ることによって、罪を逃れたどこかの誰かさんが困るからでしょう。


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