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米のメディアとイスラエル軍-同じ家族の一員2/3

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●アメリカのメディアとイスラエル軍-同じ家族の一員
http://www.politicaltheatrics.net/2010/03/us-media-and-israel-military-all-in-the-family/
【3月13日 By politicaltheatrics】

 ニューヨーク・タイムズ紙のイスラエル・パレスチナ局長のエイザン・ブローナーの息子はイスラエル軍の兵士であるという事実が発覚してから、大きな騒ぎとなっているが、さらなる問題が生じている。

 ニューヨーク・タイムズ紙がイスラエル寄りの偏った報道をしてきたことを考えれば、この紛争地域をカバーする記事の編集者の家族が一方の側の軍隊に参加 しているということは問題であると多くの人々が見ている。ニューヨーク・タイムズ紙側では当初、ブローナーの状況を認めることを拒絶してきたが、その後コ メントすることをも拒絶している。そしてとうとう、世間がやかましいので、タイムズ社の広報編集者のクラーク・ホイトは2月7日のコラムでこの問題を取り 上げた。

 彼を雇った会社の名声を保つために、ホイトは最終的にブローナーは「偏向と見られる」事を避けるために、他の部署に移動させるべきだ、とした。

 タイムズ紙のビル・ケラー編集者はそうはしないで、イスラエルとブローナーの関係を価値あるものとするコラムを書いた。それは彼らは「関係ない者では困難な、イスラエルとその敵の高度な知識を提供する」からだというのだ。

 もしそんな“高度な知識”が価値あるものならば、タイムズ紙の「普遍的で中立的なタイムズ紙のニュースの部屋」は、バランスをとる編集者として、パレス チナ人とその敵に関して同様に高度な知識を持っている編集者を備えるべきと思えるのだが、ケラーはそのような点については語っていない。 

◆ブローナーは例外ではない

ブローナーのイスラエル軍との関係は、事態の進展に見られるように、人が考えるような珍しいことではない。
 タイムズ紙の前編集局長である、ジョエル・グリーンバーグは、編集長になる以前、だがイスラエルからの記事をタイムズ紙に既に掲載していた後、イスラエル軍で仕事をしているのだ。
 メディアの専門家でアトランティクのスタッフであるジェフリー・ゴールドバーグはイスラエル軍で仕事をしていたことがある;というより、いつ、どのように、あるいは軍での仕事を終了しているのかどうかさえ、はっきりしていないのだ。
 40年以上にわたって中東問題の記事を書いてきたリチャード・チェスノフは、息子がイスラエル軍に所属している、チェスノフはUSニュース・アンド・ワールドレポート誌の上級外国特派員でイスラエル問題を扱っていた。
 NPRのリンダ・グラッドステインの夫はイスラエルの狙撃手でおそらくはまだイスラエルの予備兵であろう。NPRはグラッドステイン自身が子供や夫と同様にイスラエル国民かどうか、はっきりさせることを拒否した。
 サンディエゴ・ユニオン・トリビューン紙の編集者のミッチ・ウェインストックは、イスラエル軍の兵役に就いていたことがある。
 ニューヨークタイムズ紙のその他の特派員には、イサベル・ケルシュナーがいる。イスラエル国民である。イスラエルは義務兵役制度を持っているので、ケル シュナー自身なしは家族の誰かが軍との関係を持っているものと思われる。タイムズ紙は、彼女があるいは家族のメンバーがイスラエル軍の兵役に付いたことが あるかどうかという質問に回答することを拒否している。
 タイムズ紙の外交編集員のスーザン・チャイラは彼女自身、イスラエル軍との関係を持っていることはありうることか?タイムズ紙は回答を拒否している。
 多くのAPの記者と編集員はイスラエル国籍であり、あるいはイスラエル人の家族がいる。APは一体どれだけの身内のジャーナリストがイスラエル軍の兵役 についているのか、または過去に何人兵役に付いていたのか、あるいは何人の家族がそのような関係を持っているのか、明らかにしそうもない。

 同様のことが、多くのテレビ特派員野も言えることだ。、例えばマーチン・フレッチャーなどはイスラエル国籍を持っているし、あるいはイスラエル人の家族がいる。イスラエル軍と家族関係を持っているのだろうか?


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