Nicotto Town



豆腐 1/2

豆腐

松井二郎さんのブログから転載します。


豆腐を食べる    重要度 ★★★★☆


タンパク質は大豆からとる。長生きしたければ、これは鉄則だ。
 

肉を食べないとタンパク質がとれないように思っている人が多いが、


それが間違いであることはすでに述べた。


「畑の肉」といわれる大豆こそ、人間が摂取するにふさわしい、理想的タンパク源だ。
 

タンパク質自体が肉よりも良質であるうえに、BSE問題などまったく無縁である。
 

ダイオキシンや抗生物質、病原菌や発ガン物質といった、


肉が抱える問題の一切を回避できる。
 

そのうえ家計にもやさしい。


牛や豚を殺さなくてすむから、動物にもやさしい。
 

肉はパーティーの席で少量つつく程度にして、


毎日の生活ではズバリ大豆を副食の中心にすえるべきだ。


さてその大豆、いいところだらけのようではあるが、ただひとつ欠陥がある。
 

料理するのがタイヘンなのだ。
 

大豆はそのままでは食べられない。


いちおうフライパンで焼けば食べられなくもないが、消化に悪い。
 

煮豆にすればだいぶ食べやすくなるが、手間がかかる。


6時間以上水に浸してから、圧力鍋で2時間調理しなければならない。


それでもまだ完全に消化がよくなったとはいえない。
 

そこで日本人は、昔から生活の知恵を使って大豆をさまざまな加工食品にしてきた。
 

すなわち、豆腐、納豆、みそ、しょうゆがそれである。
 

これで消化吸収力はグッとアップしている。そのうえ摂取するのに手間がない。


さて、あとはここから、どれをメインの副食として選ぶかが問題だ。
 

みそ、しょうゆは副食にはなりえないから除外すると、豆腐か、納豆かのいずれかになる。
 

答えから言うと、豆腐が良い。
 

これは、大豆製品のなかで最も良いというだけでなく、


植物性タンパク質を補給するための世界最高の食品という意味である。
 

納豆、みそ、しょうゆもいいのだが、腸への負担や、大豆自体の摂取効率を考えると、


豆腐の右に出るものはない。
 

今日から毎日、豆腐を食べるようにしよう。


昼に半丁、夜に半丁、あわせて1日1丁が理想的だ。


だいじなのは豆腐の選び方だ。


 
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