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『乳がんと牛乳』を読んで 4/5

食 品のテレビコマーシャルを見てもらえばわかりますが、ほとんどの食品に牛乳などの動物性の成分が原料として入っている製品をつくっているメーカーのものが ほとんどです。テレビなどのマスメディアの収入のほとんどがスポンサーの広告料です。そのためスポンサー受けするような広告・番組構成になってしまい、乳 製品や肉は体に悪いと言うことはできません。それと牛乳に関わる天下り先が多いというのも牛乳が悪いと言えない原因の一つになっています。ですが、マスメ ディアや国がなんと言おうと牛乳は人に必要のないものです。20~30年くらい前に日本では乳ガンや前立腺ガンはほとんどありませんでした。あまりなかっ た病気が増えるというのは以前には日本人が食べたり使ったりしていなかったものが増えてきたからです。それが化学物質や牛乳や乳製品です。できるだけ乳・ 乳製品は摂らないようにしましょう。

『粗食のすすめ』(新潮文庫)で有名な幕内秀夫氏はご自身の著書『じょうぶな子どもをつくる基本食』(幕内秀夫著・主婦の友社・P.83)に以下のように書かれています。
「乳 ガンの患者さんに食生活を聞いてみると、驚くことにみなさんほとんど同じようなメニューなのです。

これほど似通った食生活をしている病気はありません。

糖 尿病の患者さんの食生活も確かに似ているのですが、乳ガンの患者さんたちの食事はそれ以上に似ているのです。

彼女たちの食生活の最大の特徴は、ごはんが異 常に少ないということです。

朝はパン食。でもパン食では何かもの足りないから、常に甘いお菓子やケーキ、クッキーなどを食べている。

パン食だから煮物、あ え物、おひたしよりも、油を使ったいため物、揚げ物、ドレッシングをかけたサラダが多い。

果物は美容にいいからと、楽しみで食べる量をはるかに超えた量を 食べている。

つまりごはんを食べないで、パン、砂糖、油、果物などでカロリーをとるという食生活をしていたということです」
と、

乳ガンになった方はケーキやクッキー、パンなどの乳製品が好きです。


乳ガンに限らず、すべてのガンや病気は原因を取り除くことが最大の治療法であり予防法です。

「予防に勝る治療法なし」や「予防に勝る特効薬なし」、「予防 に勝る良薬はなし」などと言われるように予防が最大の対策です。

長野県泰阜村の村医だった網野晧之医師は泰阜村でのガンの集団検診を止めたことで有名で す。

理由は集団検診での見落としが83%もあり、この村は全国でも早くから真剣に集団検診に取り組みましたが、集団検診をしても必ずガンでの死亡者が毎年 出ていたそうです。

そしてガン検診を止めると宣言し、実際に止めてみるとガンでの死亡者が減りました。

このように検診をしても無駄な医療費を使うだけでな く、検診による無駄な医療被ばくを受け、その被ばくでガンになるだけです。

検診を受けるよりも牛乳・乳製品などの原因を取り除く予防の方がはるかに優れて います。

「乳ガンの予防には、食事を改めることとともに乳房を毎日五分間くらいマッサージすることがとても有効なの ですが、これも臨床で学んだことです。私の臨床データーでは、この三十年間、血流やリンパの流れが滞りやすい乳房を毎日1、2回マッサージしていた人で乳 ガンを発症した人は1人もいません」
(『病気にならない生き方』新谷 弘実 著・サンマーク出版・P.206)


ピンクリボン運動で乳ガン検診が盛んに叫ばれています。

しかし、このピンクリボン運動をバックアップしている企業は皆さんが乳ガンに対して不安を持つこと や乳ガンになると儲かる企業がほとんどなのです。

乳ガンになったら治療費が高額なため保険会社は保険に入ることをすすめたり、ピンクリボン運動で検診をす すめ乳ガン患者を探して治療をすれば病院や医療機器メーカー、製薬メーカーなどが儲かるのです。

このような企業がピンクリボン運動をバックアップしていま す。ほとんどの方が勘違いをされているのだと思いますが、乳ガン検診は乳ガンを防ぐものではなく、乳ガンになった人を探すものです。

乳ガンになった人を探 すのでは確実に何割かの人はガンで亡くなりますし、乳房を失ったり、乳房を傷つけられたりします。

だから検診では遅いのです。


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