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『乳がんと牛乳』を読んで 5/5

それと乳ガン検診にはもう一つ問題があります。マンモグラフィーは放射線を使って検査をします。乳房は放射線に弱い組織です。検査の放射線によって乳ガン が発生するおそれもあります。1回の撮影で乳房が受ける放射線の量は、東京―ニューヨーク間の飛行機の中で受ける宇宙からの自然の放射線量の約半分だか ら、マンモグラフィー撮影の放射線が人体へ及ぼす危険性は、ほとんどないと言っている医療機関があります。ですが、これにはごまかしがあります。宇宙から 受ける放射線は体全体で受けますが、マンモグラフィーでは受ける放射線量が半分でも放射線を体に比べると小さな乳房1カ所だけで受けます。これは同じ量の 放射線や化学物質を体の小さい子供と体の大きい大人が受ける場合とでは体の小さい子供の方が影響を受けやすいのと同じで、体に比べると小さな乳房1カ所で 受ける場合の影響力は大だと思います。それと放射線の影響は蓄積され、放射線を受けるとガンを攻撃するリンパ球が減りますので検診を受ければ受けるほど放 射線による影響を受けます。

ピンクリボン運動で乳ガン検診を受けることよりも女性の好きな、ケーキなどの洋菓子、アイスクリーム、ヨーグルト、パン、洋食などの牛乳・乳製品を止め、 和食を食べ、運動をして筋肉を動かすことで血行やリンパの流れを良くし、筋肉を付けることで体温を上げ、余分な活性酸素の発生源である各種化学物質や医薬 品、放射線、排気ガスを避けることと、動物性食品を少な目に摂ることが最大の予防策です。今、女性のガン死の2位が乳ガンです。男性の乳ガンや前立腺ガン も増えています。厚生労働省は牛乳を飲むことで前立腺ガンのリスクが高まることを発表しています。ぜひ、皆さんも 『乳がんと牛乳』を読んで予防をして下さい。そしてこれ以上、女性の乳ガンはもちろんのこと他のガンや病気を牛乳・乳製品を摂らないようにして予防しま しょう。

「乳房は放射線をあびることによってがんを誘発しやすい組織のひとつです。つまりマンモフラフィーを受けることによって、新たな乳がんが発生するリスクがあります」
(『受ける?受けない?エックス線 CT検査』 毛利 子来 著・高木学校・P.44)


2010年5月      

エコロジカル・ヘルシーショップ三友 桧垣史郎

引用・参考文献

『乳がんと牛乳』ジェイン・プラント 著・佐藤章夫 訳・径書房 
 
『受ける?受けない?エックス線 CT検査』 毛利 子来 著・高木学校
     
『病気にならない生き方』新谷 弘実 著・サンマーク出版
     
『じょうぶな子どもをつくる基本食』幕内秀夫著・主婦の友社  

社団法人 日本酪農乳業協会協会 牛乳百科事典
http://www.j-milk.jp/library/8d863s000000qni9.html


[2010/05/15] 【コラム 120】『乳がんと牛乳』を読んで    2010/05/15 15:48:43


~~~転載おわり





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