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一日一食健康法 1/2

一日一食健康法

仏教の世界には、
「一日一食は聖者の食事。一日二食は人間の食事。一日三食は動物の食事」
という言葉があるそうです。

中世の西洋には、

「一日一食は天使の生活。一日二食は人間の生活。一日三食は獣の生活」
という諺があったそうです。

摂取した食べ物が完全に消化吸収されてから排泄し終えるまで約18時間かかります。

一日三食だと、胃腸を休ませる時間がありませんし、内臓を酷使する事になります。
食事と食事の間隔を18時間以上あけるためには、一日一食にする必要があるのです。

通常、人間は朝から夕方まで働きます。

食後の労働は胃腸に負担をかける事になります。
朝も昼も固形物はなるべく食べない方がいいのです。
つまり、夕食のみの一日一食が最も理想的なのです。

食事をすると、その消化のために血液が胃腸に集まり、

その分、筋肉や脳へ回る血液が相対的に少なくなるので、
眠くなったり、だるくなったりするという症状が起こります。
眠い状態で仕事をするとミスや事故が起こりやすくなります。
従って、食事は一日の労働がすべて終わった夜の時間帯にするのが理想的なのです。

健康を保つためには、体内から毒素を排出する必要があります。

毒素の排出量が、昼食と夕食の一日二食の場合を100%とすると、
朝食と夕食の一日二食では66%、朝食と昼食と夕食の一日三食では75%、
午後三時過ぎの一日一食では127%で、夕食のみの一日一食が最も毒素の排出量が多いのです。

空腹が続くと、腸はモチリンという排泄を促す消化管ホルモンの分泌量を増やします。

モチリンは、腸の蠕動運動を亢進させ、腸管内に残っている内容物の排泄を促します。
モチリンが起こす胃腸の収縮は強力で、胃壁の襞に入り込んだ老廃物まで綺麗に掃除してくれます。
胃と腸の間にある弁の幽門が開いて、胃壁から落とされた老廃物は腸へと流れていきます。
空腹が続くとお腹が鳴る事がありますが、この時にモチリンの分泌が高まるのです。
モチリンは、通常、空腹時間が八時間以上続くと分泌されるのですが、
食事の摂取量が多いと分泌されるまでに時間がかかってしまいます。


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