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チェルノブイリへのかけはし

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今年はチェルノブイリの子供は来られないの
5月 1st, 2011 · 8 Comments

コメントから転載します。

http://www.kakehashi.or.jp/?p=2758#comment-646

人体実験、厳しい言葉です。でも、冷たいようですが事実です。チェルノブイリでも、汚染地に残されている人は、内部被曝の実験場のようです。

あと3年も放置が続けば、同じです。
風評被害で日本の経済危機はものすごいことになるはずですから、みんなが生活困窮で誰も助けてくれません。
被ばく者の血のデータは、核兵器開発のためのデータにもなるんです。
これから、毎年、子供達は緻密な血液検査をされていき、結果は公表されないでしょう。
チェルノブイリの子どもたちも、日本での血液検査を禁止されていました。
ヒロシマ・ナガサキでも、原爆を直接受けない人で、亡くなったり、原爆症になった方々のデータが隠されて原発がつくられたんです。
どうして、直接、被爆しないで、被害が出るのか、それをアメリカが徹底的に隠してきましたが、データを撮り続けたのはアメリカが広島につくった研究機関の 日本の医師たちです。強烈な放射線を浴びないで、白血病になったり、原爆ぶらぶら病になるのは、低線量放射線のせいです。そのデータが公表されたら、原発 はつくれない。隠し続けられている。
「健康に影響ないレベル」ってあの人達が全部決めているんです。
その広島の医師が、チェルノブイリに行って、住民の味方などせず、データだけとって、「甲状腺癌増加は、風土病!放射能のせいじゃありません」とデマを流してきました。
広島・長崎の医師(特に偉い人達)が、住民の苦しみをわかってくれるなんて、甘い妄想捨てたほうがいいです。
誰も助けてくれません。
どの医師も、この病が放射能のせいだと言えない現代科学のレベルなんです。
それから、政府から「科学的根拠がないのに放射能のせいだと言ってはいけない」という通達もでるしょう。
原爆と癌の関係だって、広島の地元のお医者さんたちが十数年かかかって、命がけで立証したんです。
アメリカはとっくに知っていたけれど、そんなに原爆の被害が長く続くことを認めたくなかったんです。
そして子供達が具合が悪くなって、ようやく学校や政府が動き出す。それまで放置。
人体実験の意味はそういう意味です。
私たちは、経験と事実だけを報告しています。誰かをあおったり、悲しませるのを目的で書いていません。
これから山ほど、福島の子どもたちが心身ともに傷ついていく。
経済的に、そして親戚の関係で出られる人は、いち早く。
あとは、全員学童疎開しか、現段階の解決方法はありません。
それを認めたくないのは、子供達のためじゃないですね。すべて大人の都合です。
子供達の未来への夢ごと放射能は一瞬で奪い去ることができます!
そして、データだけが残ります。
チェルノブイリの汚染地に残されてしかたなく生きている人たちはみな農民か障害者ばかり。
恐ろしいほどの低所得階層ばかりです。そもそもの強さが日本人と違う。
大人たちが今出来ることはなんですか?みなができることをやって、子供達を助けていきましょう。
事態は深刻です。社会的にも、子供達の健康にとっても。
厳しい時代が始まっています。
フクシマの子は福島県の子だけではないです。あの原発の放射能の十字架を背負った子供はみなフクシマの子なんです。

Posted at 2011.05.1 3:24 PM by admin

~~~転載おわり





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