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千島学説について 2/3

千島学説について 2/3

[断食]


腸粘膜の絨毛は退行し、腸壁の筋肉層(輪状、筋縦走筋)は共に退化して薄くなっていた。

特に注意すべきは腸内の寄生虫やバクテリアは殆ど消失しキレイになっており体の組織も浄化されているのを見た。

そして肝、膵、など消化器の附属器官も血液への逆分化を示していた。殊に膵では分泌腺が逆分化によってランゲルハンス氏島に逆行しているのが見られた。

これによって糖尿病や膵の腫瘍などや肝炎、肝硬変などに断食が有効であることが良く説明できる。

ところが現代医学の医師の中には断食中は、血液や尿検査の結果、肝臓機能低下の兆しが見えるというので断食に反対する人もある。

しかし、これは理論的にも実際的にも誤解であると思う。それは断食すると肝に蓄積されていた老廃物、有害物質が肝細胞から血球へ逆分化する際に遊離して、血液中に入り、尿中に排泄されるために、一時肝臓の機能が低下したかのように見えるだけである。

実際、断食、又は節食をつづけて守っていれば、結局は肝の障害もなくなり快復するものである。




断食について。医学博士 石原結實先生『人参ジュース健康法』(P99)

『断食療法の権威、アメリカのシェルトン博士は、

「断食すると身体は、体内に蓄えられている物質をエネルギー源として使い始める。

しかし、この体内に蓄えられた多くの物質の燃焼は、平等に行われるのではなく、身体にとって不要な物質から先に燃焼されて行くという鉄則がある。

つまり断食によって老廃物、脂肪、腫れ物(ガンも腫れ物)、老化した細胞・組織、病気にかかっている組織がまず燃焼され、体のエネルギー源として使用される。

エネルギーとして利用されないものは老廃物として廃棄されてしまう」

と言われている。

断食中は目くそ、鼻くそ、糞、小便、汗などが濃くなり、排泄物が増加して異臭を帯び、吐く息も臭くなる。

これは肺、肝臓、腎臓、皮膚、粘膜といった解毒・排泄臓器がフル回転していることを示す。


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