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風邪は神様が与えてくれた最高の良薬 2/8

風邪は神様が与えてくれた最高の良薬 2/8

「癌になる人とか脳溢血になる人とかいうのを丁寧に見ると皆、共通して風邪も引かないという人が多い。

長生きしているしている人を見ると、絶えず風邪を引いたり、 寒くなると急に鼻水が出るというような、いわゆる病み抜いたという人である。」 (『風邪の効用』野口晴哉著・全生社・P.21)

「そうは言っても私は風邪をひかないのですが」 という人がおられると思います。

「人間 が風邪を引くという働きを持っていながら、 なぜ体が硬張って行くのかというと、風邪を治したり、風邪を予防したり、 風邪に鈍くなるようなことを講じているからです。

例えば冷水摩擦やいろいろな鍛錬をして風邪を引かなくなったとしても、 それは体中顔にしてしまったようなもので、まあ川越人足と同じようなものです。

脳溢血などをやる人を見るとそういう冷水摩擦組というのが非常に多い。

いや、冷水摩擦に限らず、体や心を硬張らせ鈍らせた為という人が多い。

肩が凝るとか首が凝るとかという事を感じている内は倒れないけれども、 そういうのを感じなくなるとパタッと行く。」(『風邪の効用』野口晴哉著・全生社・P.22)

風邪をひかない人は身体が鈍くなっている人です。 身体が鈍くなると病気や異常なども感じなくなり自分は健康だと思っている。

そういう人は得てして大病で突然倒れるというようになるそうです。

 脳溢血になった人の過去をよく観察すると、ある時期から突然風邪をひかなくなっているそうです。

このように鈍くなっている人も風邪をひいて、 その風邪を上手にやり過ごすと鈍かった身体が敏感になり、

血管の弾力がなくなり血圧が高い人は血管が弾力を回復して血圧が低くなったりするそうです。

ガン細胞は39.3度以上の高熱になると死んでしまいます。

だから風邪をひき高熱を出せばその結果、脳溢血の予防やガンの予防にもなります。

「だ からいろいろな病気を治す方法よりは、風邪を上手に経過する生活法と云いますか、 それを会得しておけば、癌になるとか、脳溢血になるとか、そういう麻痺した体も正すことが出来る。

 従ってそういうような病気にならないで済む。」(『風邪の効用』野口晴哉著・全生社・P.26)

風邪をひくと治るまで時間がかかりますが、野口さんの言われる「風邪をうまく経過させる」 方法を会得しておけば風邪も早く治ります。

そして風邪が治った後は体が敏感になり体がすっきりするそうです。

>> つづく >> 3/8

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2011/08/08 18:58
注意

熱が高い時には少々のことをしても大丈夫だそうですが治り始めたときに平温よりも下がる時があるそうです。

平温以下から平温に戻るまでは絶対に安静にしておくことだそうです。

その時に無理をすると大病を招くそうです。

この風邪の治し方は

『風邪の効用』野口晴哉著・ 全生社を読んで

自分が納得してから自分の責任において行って下さい。




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