2011-09-26 21:53:32
やはり検察庁と裁判官はぐるだった？　登石郁朗裁判長殿よくやった（笑）、これで貴殿の将来は・・・　

本日の小沢一郎氏の元秘書三人の裁判結果は、検察のご要望通り（検察のほぼ求刑通りの）有罪判決だった。検察が狙いを定めて起訴したものは９９％の有罪率であることは今回も未だ健在であることを実証した。

　小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で、虚偽記載罪に問われた元秘書3人の判決が26日、東京地裁であり、登石郁朗裁判長は衆院議員石川知裕被告（38）に禁錮2年、執行猶予3年（求刑禁錮2年）、元公設第1秘書大久保隆規被告（50）に禁錮3年、執行猶予5年（求刑禁錮3年6月）、元私設秘書池田光智被告（34）に禁錮1年、執行猶予3年（求刑禁錮1年）をそれぞれ言い渡した。
　元秘書側はいずれも全面無罪を主張していたのだが。

　一昨年３月小沢氏の元秘書大久保隆規氏がいきなり逮捕され国策捜査ではないかと騒がれたが、結局この西松建設「違法献金」事件では、事件性を問われることなく立ち消えとなった。結果的に「国策捜査」であることを裏付ける検察の疑惑は残ったままである。

　「西松違法献金事件」をモノにできないとわかると、その翌年１月１５日、国会開催直前に衆院議員石川知裕ら３人の元秘書を逮捕した。それが、今回の「陸山会事件」の始まりだった。

　ところが、検察側が証拠請求していた３人の元秘書の捜査段階の供述調書計３８通のうち１１通を却下し残り２７通のうち前面採用されたのは僅か７通だった。検察にとっては、最初にストーリーを描いて、それに沿ってデタラメな供述調書をつくることがバレバレとなった。

　一連の小沢事件と直接関係したかどうかは定かではないが、「小沢事件」の指揮を執った二人の検察幹部が、捜査の第一線から退くことになった。小沢一郎･元民主党代表の捜査を中心になって推進した大鶴基成･最高検公判部長は､8月に退官して弁護士に、佐久間達哉前特捜部長も､大津地検検事正に転出、当時の東京地検検事正･岩村修二氏は､現在仙台高検検事長ですが､粛清人事と言われている。

　秘書３人が問われているのが、「虚偽記載」という軽微なものだった。判決内容を詳しく読んだわけではないが、マスコミ報道では「石川議員らに有罪＝「裏献金」受領を認定―元秘書3人の共謀成立・陸山会事件判決」（共同通信）、「陸山会事件で建設会社からの裏金授受認める」（日本テレビ系（NNN）と罪のかさ上げ（捏造？）報道をしています。

　この報道が事実とすれば、登石裁判長も自ら検察の罪作りに追随したことになる、検察と同じアナの狢。「検察・マスコミ・裁判官がぐる」になって「まあーよくぞやってくれる、あっぱれ（笑）」と呆れるしかない。検察が起訴した事件は99％の有罪率は裁判官の協力なくしてはあり得ない。

　登石郁朗裁判長は、「検察の伝統である９９％有罪率を汚すことなく、見事な判決だった（苦笑）。貴殿の将来は約束されました」と検察から感謝されるのだろうか。


以下略

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～～～転載おわり