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134】放射性物質から身を守る食事 2/4

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国 がこのようにいい加減なのですから、自分の身は自分で守る以外にはありません。そこで役立つのが長崎に原爆が投下された時、爆心地から1.4㎞のところに あった浦上病院の食事です。この病院には70名の従業員と患者さんがいて被ばくしたにも関わらず全員原爆病にもならずに助かりました。理由は、自然塩と玄 米、味噌を食べていたからです。

この病院には秋月辰一郎という医師がおられました。秋月先生は生まれた時から心臓が悪く、20歳までは生きられないだろうと思われていた人です。心臓と蓄 膿症を自分が医者になり自分で治そうとしましたが、勉強した医学では治せませんでした。その心臓が、軍医で食養研究家の石塚左玄の「食養生」を基礎にした マクロビオティック(無双原理)の原点ともいわれている桜沢 如一氏の体質改善食療法を実践したところ、2ヶ月で治ったそうです。そのような体験もあり、玄米、野菜、海草の味噌汁を使った食事療法を浦上病院で治療の 一環としての実践されていた時に原爆が長崎に投下されました。

この時、秋月先生はレントゲン・カーター(放射線宿酔)を思い出したそうです。レントゲン・カーターとは、吐き気や食欲不振、全身倦怠感、めまい、下痢症 状など原発事故や原爆などによって大量の放射線に被ばくした時や放射線治療を受けた時に出る症状のこというそうです。レントゲン技師が放射線を浴びた時に も同じように体が怠くなるそうです。そんな時、レントゲン技師は塩水を飲めば治ることを知っていたそうです。そこで、秋月先生は「爆弾をうけた人には塩がいい。玄米飯にうんと塩をつけてにぎるんだ。塩からい味噌汁をつくって毎日食べさせろ。そして、甘いものを避けろ。砂糖は絶対にいかんぞ」(『放射能汚染から命を守る最強の智恵』 阿部一理・堀田忠弘 共著・コスモツゥーワン・P.33)と塩を積極的に摂らせました。

ここで言っている塩は塩化ナトリウム99.5%のものではなく、ニガリ成分を含むものです。そもそも塩化ナトリウム99.5%のものを塩と呼ぶこと自体が 間違いです。元専売公社が販売していた塩化ナトリウム99.5%のものを塩と思って使っているから様々な病気になります。江戸時代からほとんどの塩は「入 浜式塩田」でミネラルの多い塩がつくられていました。原爆が投下されたころの塩も「入浜式塩田」でつくられていたものを使っていたと思います。だからレン トゲン・カーターにも効果的だったのだと思います。

「この考え方にたてば、食塩のナトリウムイオンは造血細胞に賦活力をあたえるが、砂糖は造血細胞にたいする毒素である」(『放射能汚染から命を守る最強の智恵』 阿部一理・堀田忠弘 共著・コスモツゥーワン・P.33)

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