TPP…ISD条項…不公平条項
- カテゴリ：勉強
- 2011/11/14 20:35:42
TPP…ISD条項…不公平条項
11. 2011年11月12日 02:08:50: 3blrVjTZPA
>>01さん
素人なりに調べたことを、稚拙ではありますが、コメントします。
米韓ＦＴＡはＩＳＤ（「国家と投資家の間の紛争解決手続き」）条項を飲まされているとして野党が反対して、国会での批准が遅れている。
ＴＰＰにも、ＩＳＤ条項があり、ＩＳＤがなぜ「不公平条項」なのか、米韓ＦＴＡの前例で考えてみた。
米韓ＦＴＡの、ＩＳＤ条項では、韓国に進出した米国企業が、期待した利益を得られなかった場合、韓国がＦＴＡに違反していなくても、米国政府が米国企業の代わりに、国際機関に対して韓国を提訴できる。
例えば米の民間医療保険会社が「韓国の公共制度である国民医療保険のせいで営業がうまくいかない」として、米国政府に対し韓国を提訴するよう求めることができることになる。
米国との、ＩＳＤがなぜ「不公平条項」なのか
米韓ＦＴＡの、ＩＳＤ条項では、韓国に投資した企業が、韓国の政策によって損害を被った場合、米ワシントンを本拠地とする世界銀行傘下の国際投資紛争仲裁センターに提訴できる。韓国で裁判は行わないとされている。
ところが、世界銀行の「President（総裁）」には米国出身者が選出されるのだ。
ロバート・ブルース・ゼーリックは、現在の世界銀行総裁。前職はアメリカ合衆国国務副長官。その他、アメリカ合衆国通商代表として2001年2月7日から2005年2月22日まで仕えた。
ポール・ダンデス・ウォルフォウィッツは、アメリカ合衆国のユダヤ系政治家・第10代世界銀行総裁で、代表的なネオコンの論客の一人であり、米国で最も強硬なタカ派政治家。親イスラエル派で親台派である。
これでわかったのだが、世界銀行、傘下の国際投資紛争仲裁センターは、最初から総裁がアメリカ人で、アメリカ色が強い。
紛争がおこったら、国際投資紛争仲裁センターの、仲裁審判部(3人)は、両側当事者が一名ずつ仲裁人を選定し、残りの1人は合意で選ぶ構造だ。合意に至ること ができない場合、国際投資紛争調整センター事務総長が残りの1人(部長)を任命する。
そうすると、残りの１名がキャスチングボードを握ることになる。
ところが、国際投資紛争調整センター事務総長は、アメリカ人の総裁の傘下にあるわけだ。
だから米国の元通商代表や、ネオコンの論客がなど、歴代の世界銀行の総裁が米国出身者が選出されている傘下の組織で、米国政府から提訴されたら一貫の終わりで、これでは不公平だ。
現在まで米国企業が相手国政府を提訴した事例は計108件だが、この内で敗訴したのは22件だけだ。 反対に外国企業が米国政府を相手に提訴した15件の内で米国政府が敗訴したことは一度もないという。
実際にカナダやメキシコでは国民のため、健康や環境に関する規制で、アメリカ企業が輸出できなくなるなどして政府が訴えられ、裁判で負け、膨大な金額を支払うか それら規制の撤廃させられている。
ＩＳＤ条項で負けると、国が定めた安全基準などの法律を超越したルールが適用されるこになり、国民の主権を上回るのがＩＳＤ条項といえる。そして、その勝ち負けを裁定するところのボスがアメリカ人ということは、アメリカ人が相手国の主権を上回る権利を行使できるということになるわけだ。
ＴＰＰを慎重に考える会「カレル・ヴァン・ウォルフレン氏との勉強会」を見た。
http://the-news.jp/archives/5085
カレル・ヴァン・ウォルフレン氏は、
ＴＰＰは、世界が望んでいない形で動いている。アメリカの企業が想像する以上の権限のもって日本で活動するようになってしまう。自分達が分からなかったことに署名してしまうと、強力なアメリカの弁護団に法的にやってくるといっている。
そして、分かりやすい例え話をしている。
家の中に飼っていた猫が虎に成っていた
家の中に虎になったら混乱になる
虎は猫に似ている
では、どうすればいいのか、カレル・ヴァン・ウォルフレン氏は言う。
勇気をもって、集団で行動すれば、変わるのではないかと。
マハティールは成功した。
ついではありますが、カレル・ヴァン・ウォルフレン氏の次の言葉が、胸にぐっときました。
「救国緊急対談！誰が小沢一郎を殺すのか？」ウォルフレン×上杉隆 1
http://www.youtube.com/watch?v=jSyjIlgnSS8
カレル・ヴァン・ウォルフレン氏は言う、
政治家が官僚、マスコミによって失墜するのをどうしたらいいか。
市民運動がかなり力をつけ、活発になり、
国民がエネルギーを持ち、キチット言えるよう、
メデアを通して、表に出ることだと。
～～～転載おわり
http://www.asyura2.com/11/senkyo122/msg/205.html#c11
本日最も驚いた事、総理がISD条項をよくわからずにTPP交渉参加を表明しようとしていること、佐藤議員ナイスです。
David Rockefeller speaks about population control(日本語字幕)テキストあり
http://www.youtube.com/watch?v=lRBnHIO3vEk
Here is David Rockfeller speach's text. 日本語に訳しておきました。転載自由
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Here is David Rockfeller speach's text. 日本語に訳しておきました。転載自由
経済成長は人口増加に伴う当然の結果であり、そして経済成長は生活の向上のためには不可欠である。しかし何の調整もしないで放っておけば、無制限な経済成長は我々の地球環境にさらなる脅威をもたらす。これは2年前のリオデジャネイロでの環境会議で、主要な議論のテーマであった。その焦点は、持続可能な成長と世界的な発展にあった。この会議で指摘されたが、民間企業によって管理運営されることで成長は最も効率的になるが、しかしそこには各国の政府や国際機関による規制のプロセスが必要である。国連はこの間に入り、この調整役を果たすことが必ずできる。
人口増加に伴い、エネルギーと水が世界の供給量から急速に搾取されていくことは、深く懸念される問題である。そして産業化拡大による有毒な副産物と大気汚染は、危険なレベルまで増加する。各国が人口増加による環境劣化の課題に共に協力して取り組むことに同意しない限りは、地球上でのまともな生活は脅かされることになる。カイロでの最近の国連会議では、人口増加による問題が重要な課題の一つであると注目された。しかし会議での問題の捉え方は深く分裂しており、これには深く道徳的な面も含まれている。この問題解決のためには、宗教や道徳にも配慮しながら世界人口を安定させ、経済成長を刺激しつつ、世界が満足できる道を見つける。国連はこれを手伝うことができるし実行すべきである。
皮肉なことに、 我々の幸福追求のやり方は、それと同時に新しい問題を生み出し、自分達の住んでいる生物圏を脅かす壊滅的な災害を生み出している。ここに我々が直面しているジレンマがある。では説明しましょう。公衆衛生の改善に伴い、世界の乳幼児死亡率は過去40年間で60％減少した。これと同じ期間で、世界の平均寿命は1950年代の46歳から今日では63歳にまで上昇した。これは我々が唯一賞賛できる発展である。しかしこの結果、この短い期間で世界人口は60億人になり、そして2020年には簡単に80億人を超えてしまうことでしょう。 この人口増加に伴うマイナスの影響は明らかになってきている。
～～～転載終わり
世界の90％が余剰人口！
http://www.youtube.com/watch?v=vdjtobllIZY
chako5000 さんが 2010/01/15 にアップロード
WHO（世界保健機構）は世界の90％が余剰人口であるとする。インフルは人口削減の一手段にすぎない。http://www.youtube.com/watch?v=V_-TaYI8w0w
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