Nicotto Town



イランが握るアメリカのテロの証拠


・・・memo

イランが握るアメリカのテロの証拠

一部の情報は、イランがまもなく、少しずつ、アメリカにとって不利な文書や証拠を発表していく予定であることを示している。これらの文書には、これまで暴露されてきたアメリカにとって不利な情報の中には決して見られなかった、独自の特徴がある。
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、3日木曜、イランの大学生や生徒たちを前に演説し、「イランはアメリカに対する100の証拠を手にしており、それらを公表すれば、アメリカは面目を失うだろう」と述べた。
イラン国家安全保障最高評議会のジャリリー書記長も、在イラン・アメリカ大使館占拠記念日にあたった4日金曜、この記念日のデモに参加した人々を前に、こ れらの証拠のうちの2つを示し、「イランはまもなく、これらの文書の一部を、書簡の形で国連事務総長に提示し、国連安保理での対処を求めるだろう」と語っ た。

アメリカ政府はこれまで、この問題に対し、いかなる反応も見せていない。
ファールス通信によれば、これらの文書の第一の特徴は、完全に最新のものであることだ。昔の歴史的な出来事を扱っているのではなく、最新の出来事に関するものであり、中にはわずか数ヶ月前のものもある。
実際、これらの証拠は、イランがアメリカに対して握っている歴史的な文書に加えられている。
第二の特徴は、完全なオリジナルであるということだ。言い換えれば、これらの証拠には、文書、映像、音声などが含まれており、簡単に捏造できるような電子ファイルやコピーなどではない。
イランの文書は、その点で、駐米サウジアラビア大使の暗殺容疑で逮捕されたアルバーブ・サイヤール、あるいはイラン核問題に関してアメリカが握っていると 主張する文書とは完全に異なるものである。アルバーブ・サイヤールに関してアメリカが持っているのは、FBIの刑務所からの彼とショクーリーという人物と の会話が録音された音声ファイルであり、それはどうやら実在しないもののようだ。多くの専門家は、「NSAアメリカ国家安全保障会議が有する技術を考れ ば、これらの音声ファイルが捏造されたものである可能性は、それが本物である可能性よりもはるかに高い。また主張の調査に関してアメリカが有するものは、 パワーポイントファイルであり、実際、電子文書と見なされ、用意に捏造が可能なものである」と語っている。
第三の特徴は、イランだけでなく、地域の他の国におけるアメリカの全ての人権侵害や犯罪について説明されている、ということである。


2011年 11月 06日(日曜日) 18:16
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=22462:2011-11-06-13-55-03&catid=50:2010-09-15-06-17-25&Itemid=119

~~~転載おわり

アバター
2011/11/20 00:42

2011年 11月 13日(日曜日) 18:25

IAEA事務局長の新たな報告
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=22672:-iaea&catid=50:2010-09-15-06-17-25&Itemid=119

AEA国際原子力機関の天野事務局長が8日火曜、イランの核開発に関する新たな報告書を、IAEAの35の理事国に配布しました。25ページに渡るこの報告書は、10ページがIAEAの基本報告で、残り15ページがイランの核施設に関する全体的な検証となっています。西側メディアから幅広い歓迎を受けたこの報告書には、IAEAがイランの核開発の軍事的側面の可能性について深刻な懸念を抱いているとされています。この報告書の別の箇所では、IAEAがイランの核開発に関する自らの主張を正当化するため、次のように書かれています。「IAEAは、イランが核兵器のための爆薬の開発に関する活動を行っていることを示す、IAEAの専門家と外部の情報機関の報告による、信頼出来る情報を有している」。

アバター
2011/11/20 00:42


イランのソルターニーエIAEA大使は、天野事務局長の報告書に対する反応として、イランに関するIAEA事務局長の新たな報告書は、バランスと専門性を欠いた政治的なものだとし、「非同盟諸国会議、中国、ロシアの警告にもかかわらず、天野事務局長は自らの個人的見解に固執し、アメリカを始めとする僅かな国々による誤った情報に関連する事柄を、自らの報告書に添えて発表した」と述べました。IAEAの規定によれば、事務局長の機密報告は、加盟国がそれを検討出来るよう、同機関の定例理事会の開催1週間前から10日前に、各理事国に配布されることになっています。次回のIAEA定例理事会は、11月17日と18日、オーストリア・ウィーンのIAEA本部で行われます。天野事務局長の新たな報告書に関するニュースは、この数日間、アメリカとシオニスト政権イスラエルの政界に従属するメディアにとって、イランへの大規模な攻撃を開始するためのプロパガンダの格好の材料となりました。

天野事務局長は、イランの核開発に関する報告書を発表する直前に、アメリカを訪問しました。この訪問の目的は、イランに対する主張を取り上げる上でアメリカ政府と調整を行うことだったと言われています。こうした理由から、天野事務局長は、イランに対して中立を遵守するようにとした、ロシア、中国、一部のヨーロッパ諸国、非同盟諸国の要請を受け入れませんでした。

アメリカと一部の西側諸国は、もう何年もの間、イランの核開発が平和目的から逸脱しているとする根拠のない口実によって、イランの専門家による核の知識の発展を妨げようと努力しています。アメリカはIAEAに圧力をかけることで、この専門機関を、自国の利益を確保するための道具に変えてきました。しかしながら、この数年間、IAEAの査察官らは、イランの核関連施設の抜き打ち検査の後でさえ、常にイランの核開発の平和目的からの逸脱は存在しないと強調してきました。ところが、天野事務局長は今回、どうやらアメリカの要請に屈したようです。なぜなら、彼の新たな報告書に取り上げられた問題は、アメリカ政府によって繰り返し提示されてきた主張に基づいているからです。

アバター
2011/11/20 00:41


天野事務局長の政治的で非技術的、そして違法な報告は、独立した専門機関としてのIAEAの根本と存在理由に疑問符を付けるものとなるでしょう。テヘラン発行の新聞ケイハーンは、「天野事務局長の新たな報告の中で提示された証拠のどれ一つとして目新しいものはなく、2004年に報じられた、あのノートパソコンに含まれていたというデータに基づいている」と分析しています。これに基づけば、天野事務局長は新しい情報を持っておらず、正当性と信頼性が著しく疑われる、これまで繰り返されてきた古い情報を発表したに過ぎません。IAEAは前回の報告書の中で、これらの問題を、「主張に基づく事柄」という表現で取り上げてさえおり、イランは2007年、117ページに渡る調査書の中で、これらの事柄が捏造されたものであることを証明しています。その一方で、これらの情報の正当性を立証するようにとしたイランとIAEA双方からの要請は、常にアメリカによって拒否されていたため、エルバラダイIAEA前事務局長はアメリカを、IAEAの法的義務の実施をかく乱しているとして非難しました。

要点としては、どうやらアメリカが持っているものは一つの電子ファイルだけであり、オリジナルの証拠は何一つ持っていないらしいということです。実際、主張している事柄に関してオリジナルの書類と呼べるものは、一切存在しません。一方、これらの証拠が本物だと仮定しても、誰もそれがイランに関連するものだ証明することは出来ません。ペルシャ語の文面に偽のスタンプやサイン、印章、レターヘッドを添えたものを集めても、それらの文書がイランの政府機関のものだという主張を決して証明することは出来ないのです。さらに、IAEAが「主張された事柄」と呼んだものが核開発に関連するものだということを証明する証拠は一切なく、むしろ、それらは通常の軍事活動に関するものかもしれないのです。

アバター
2011/11/20 00:40


実際、天野事務局長は、イランの平和的核開発に関する自らの新たな報告の中で、アメリカの諜報機関による反イラン的な主張を繰り返しています。AP通信は、アメリカ政府がこの報告書をイランに対する圧力と制裁を強化するためのテコとして用いるつもりでいることを明らかにしています。

アメリカは、この数ヶ月間、深刻な経済危機と国内全土での国民運動の波に苛まれながらも、数十億ドルの予算をかけて自国の軍備を近代化し、イスラエルの軍備にも一切手を抜かず、こうした中でイランに対するこのような主張を提示しています。メディアの世論操作によってイランの核開発を軍事的脅威に見せようとしているイスラエルも、自らは200から400個の核弾頭を保有し、最近は1万キロの射程を持つ核弾頭搭載可能なミサイルの発射実験を行いながら、世論の目をその軍事的核開発から逸らそうとしています。

アナリストや政治家の証言では、地域のイスラム教徒の諸国民によるイスラムの目覚めは、その根源をイラン国民によるイスラム革命に持つとともに、アメリカに従属し、イスラエルの友人だった地域の独裁政権の崩壊をもたらしたとされています。天野事務局長による反イラン的で偏った報告書の発表と、アメリカとイスラエルによるイランへの軍事脅迫が同時に行われていることは、次のような見解を証明しています。それは、覇権主義体制のねらいがイランの核開発だけにあるのではなく、地域のイスラム教徒の諸国民の間に浸透するイランの力と影響力に対抗することが、彼らの主な目的だということです。


最終更新 ( 2011年 11月 13日(日曜日) 18:38 )
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=22672:-iaea&catid=50:2010-09-15-06-17-25&Itemid=119




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.