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2012年 0101 説教 1/2


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2012年

主はわたしの牧者であって、わたしには乏しいことがない。
主はわたしを緑の牧場に伏させ、いこいのみぎわに伴われる。
主はわたしの魂をいきかえらせ、み名のためにわたしを正しい道に導かれる。
たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません。
あなたがわたしと共におられるからです。あなたのむちと、
あなたのつえはわたしを慰めます。
あなたはわたしの敵の前で、わたしの前に宴を設け、
わたしのこうべに油をそそがれる。わたしの杯はあふれます。
わたしの生きているかぎりは必ず恵みといつくしみとが伴うでしょう。
わたしはとこしえに主の宮に住むでしょう。 詩篇23編(口語訳)

新年おめでとうございます。昨年は激動の年でしたが、今年はどうでしょうか。
今、世間では2012年のカタストロフィー(大破局)が話題となっています。南米のマヤの予言で2012年12月22日に世界が終末を迎えるというもので す。マヤの予言ではこれまでに4つの時代(太陽)があって5つ目がこの日に終わるというのです。マヤは非常に天文学に優れていて、驚くほど正確に太陽系な どを言い当てています。しかし、この日に終末が来るというのは必ずしもマヤの長老たちは認めていません。それは新しい時代の始まりだとも言われます。

 しかし、私たちは10数年前にノストラダムスの大予言というものを見てきました。それは「1999年7の月、恐怖の大王が降ってくる」というものでした。しかし、結局何も起こりませんでした。私はその事を予測して「何も起こらない」という本を書きました。
実はノストラダムスの予言は、予言ではなくある人々の計画なのです。それが惨めにも失敗したので、今度はマヤの予言の形を取って2012年に再設定してきたのでしょう。

 聖書は終わりの日に世界を統一支配する組織または国家とその王が現れると預言しています。黙示録13章に現れるその王は「獣」と呼ばれていますが、一般 にはアンチキリストとして知られています。この王のことを黙示録は666と言う数字で表しています。そして、この数字を全世界の人々の額と右腕に印字して それが無いと「売ることも買うことも出来ない」と預言しています。

 今すべての商品に縦縞の模様バーコードが記されていますが、この縦 縞の下にはそれぞれに対応する数字が書かれていますが、両端と真ん中のバーだけが書か れていません。それは意図的に隠されているのです。その数字は6です。つまり「売る側」の準備は整っているのです。キリスト教会ではこの王の支配は7年間 であり、その期間を患難時代と呼んで恐れてきました。しかし、リチャード・ウオンブランド師の「マルクスとサタン」とい言う本を読むと、ソビエト、東欧を 始めとする共産主義政権の支配はまさに患難時代そのもので、それ以上のものなど有り得ないと思わされます。それが全世界的に起こるということでしょう。

  18世紀から、この王を擁立しようとする巨大で組織的な働きが始まっています。そのために世界大戦が計画され実行されました。19世紀にアメリカの裏の 世界で巨大な権力を握っていたアルバート・パイクという男はイタリヤの有力者ジェゼッペ・マッチーニに書簡を送り「世界統一のために3つの世界大戦が起こ らなければならない」と書きました。その詳細については別の機会に譲りますが、その計画通りに第一次、第二次世界大戦は起こりました。三回目は「イスラム 教とユダヤ・キリスト教国家」を戦わせて世界を統一するまでに疲弊させると言うのです。

 このサタン陣営の計画とは別に聖書には終わ りの日にイスラエルから見て北の大国がイスラエルに攻めてくると預言しています。エゼキエル書38章39章に 北の国の王ゴグが大軍を率いて中東に攻め込むというのです。その王は「メシェクとトバルの大首長」とあります。このメシェクはモスクワ、トバルはトボルス クの語源と言われます。また大首長は英語のKJVではロシとなっていて「ロシの」はロシアになります。

 このゴグは終わりの日に東欧諸国、ペルシャ(イラン)、クシ(エチオピア)、プテ(リビア)からなる大連合軍を率いて中東に侵入します。ところがエゼキエルのこの箇所には奇妙な言葉が続きます。


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