Nicotto Town



『反原発』で猿になる!」(週刊新潮)

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2012.03.26 07:00
吉本隆明氏 麻原擁護発言時に産経新聞に抗議電話殺到した

 3月16日に息をひきとった「戦後最大の思想家」吉本隆明氏1 件(享年87)。全共闘運動の思想的支柱だった吉本氏は、80年代に入ると大衆消費社会を肯定的にとらえる思想家となった。その一つの象徴が、雑誌『an・an』1984年9月21日号に掲載された2ページ記事である。
 
 もんぺや軍服、あるいはヌードに言及しながら展開するファッション論とともに、コムデギャルソンの服を身にまといモデルをつとめる吉本氏の写真が載っている。なお、この記事は後に作家・評論家の埴谷雄高氏から「資本主義のぼったくり商品を着ている」「それ(記事)を見たらタイの青年は悪魔と思うだろう」と批判した。吉本氏はこう答えた。
 
〈先進資本主義国日本の中級ないし下級の女子労働者は、こんなファッション便覧に眼くばりするような消費生活をもてるほど、豊かになったのか、というように読まれるべきです〉(『重層的な非決定へ』)
 
 同じ1984年に刊行した『マス・イメージ論』では、中島みゆきや糸井重里氏などを取り上げながら、マスメディアに登場する言葉やイメージを解読した。その頃、糸井氏とも親交を結ぶ。
 
 1980年代から1990年代には、吉本氏は大衆から批判を浴びる存在にもなった。
 
 1982年1月に作家36人の連名で掲載された新聞広告「文学者の反核声明」に端を発した反核運動は、同年5月には2000万人もの反核署名を集めた。この運動を吉本氏は批判した。東京工業大学大学院教授の橋爪大三郎氏が指摘する。
 
「科学者の訓練を受けた吉本氏は、科学が時代を拓く先進性を持っていること、同時に危険と限界を持っていることを弁えていました。ナイーブな反対に見えて、政治的文脈を隠し持った当時の反核運動に反対したのはそのためです。大勢がバランスを欠いて一方向に流れる時に、氏の危機意識が働いたのでは」
 
 1995年3月に発生したオウム真理教による地下鉄サリン事件について、9月5日の産経新聞のインタビューではこう答えた。
 
〈うんと極端なことを言うと、麻原さんはマスコミが否定できるほどちゃちな人ではないと思っています。これは思い過ごしかもしれませんが、僕は現存する仏教系の修行者の中で世界有数の人ではないかというくらい高く評価しています〉
 
 この“麻原擁護”の発言は知識人の批判を呼び、産経新聞社には抗議の電話が鳴り止まなかったという。


※週刊ポスト2012年4月6日号
2012.03.26 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20120326_97190.html

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2012/03/28 01:56


吉本隆明が亡くなったとのこと。追悼いたします。私の世代では、彼は、七光りバナナのオヤジ、程度の認識でした。いくつか読みましたが、もう色々、死に体だったと思っています。原発支持とその論拠もハナで嗤ったほどです。無礼ですね。でも、時代はきっと彼を忘れると思います。さようなら。

https://twitter.com/#!/Arowu/status/180690733928419328

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2012/03/28 01:34

2012-03-16 09:28:55
「吉本隆明氏」の名誉のために

詩人で批評家。

戦後思想の巨人、吉本隆明氏が死去した。


新聞各紙は、戦後日本の思想に多大な影響を与えたことを、

コメントはしますが、最近の言動については触れていません。


まさにここに、戦後日本の欺瞞、

左翼ご都合主義が見てとれます。

吉本氏は、戦後の日本の言論界にあって、

洋書の「受け売り」ではなく、

自分の頭でものを考えて理論を構築しました。

単に「ブルジョア」批判をするだけの左翼思想を

大衆側に軸足を置きながら批判し続けました。


吉本氏の原発に関する発言は、去年の暮れに発売になった

「週刊新潮」<反原発で猿になる>で話題になった。

実は、同じような文脈のインタビューが、

去年の8月の「日経新聞」に掲載さているのです。

8月15日を前に、「震災と戦争」を考えるという企画


その中で「リュウメイ」は、原発に関して発言。


<引用開始>

-事故によって原発廃絶論が出ているが、、、


「原発をやめる、という選択は考えられない。

原子力の問題は、原理的には人間の皮膚や硬い物質を

透過する放射線を産業利用するまでに科学は発達を

遂げてしまった、という点にある。

燃料としては桁違いにコストが安いが、そのかわり、

使い方を間違えると大変な危険を伴う。

しかし、発達してしまった科学を、後戻りさせるという選択は

あり得ない。

それは、人類をやめろ、というのと同じです。」

<引用終了>


この「日経」の、半年後の「週刊新潮」の記事も、

週刊誌らしい「煽り」が下品ですが、大体同じ趣旨。

しかし若い時「リューメイ」を語り、精神的支柱としてきた、

元「サヨク」青年がびっくり、

その代表的な一人が、ルポライターの鎌田慧氏。

彼は、さっそく東京新聞紙上で「吉本氏」を「化石」扱い。

そして、どういう具合か分かりませんが、

呼応するかのように、娘で作家の「よしもとばなな」さんが、

大思想家で、七光りを十分に与えてくれたの実の父親を、

「ボケ老人」扱い

http://ameblo.jp/genten-nippon/entry-11194180995.html?via_ameba_id=ka0108&via_pocket_id=2228777

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2012/03/28 01:27


吉本隆明インタビュー「『反原発』で猿になる!」(週刊新潮)

http://blog.goo.ne.jp/celsius220/e/0e1b0d455cea104977e631877e4a3925

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2012/03/27 20:34


…気骨ある政治家求む!
* カテゴリ:勉強
* 2012/02/13 23:52:21
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=689818&aid=37154701


田中角栄は無罪。
http://www.youtube.com/watch?v=h3WQ_8fLeGc&feature=related

田中真紀子 1
http://www.youtube.com/watch?v=6CfQf0xOaBw&feature=related

田中真紀子議員 2
http://www.youtube.com/watch?v=_oI3KGk54F8

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2012/03/27 20:33


サンデー・プロジェクトに出演する野党議員は田中真紀子議員の応答術から多くを学ぶべきである。

電波芸者の田原総一郎氏が「検察の裏の裏まで知り尽くしているのが田中真紀子議員」と歯の浮くような紹介をしても、「そうなんですか、存じませんでした。」と冷静にあしらい、田原氏のペースに絶対に乗らない。

田原氏から距離を置き、絶対に相手のペースに乗って話をしないことが鉄則である。

田中真紀子氏は、
CIAの関与を示唆するとともに、
「既得権益を守りたい1割の勢力が政権交代を絶対に阻止したいと考えている。

検察・メディアを活用して世論の誘導を働きかけている。
日本人がどれだけマチュア(成熟している)であるかが試される」と述べた。

また、献金問題が「収賄」事件に発展するのかどうかを考えるに際しては「職務権限」が鍵を握るとの指摘も忘れなかった。

「収賄」ないし「あっせん利得」を考察する場合には、犯罪の構成要件が厳格に吟味される必要がある。

検察当局がどのような行動を取ろうとも、「推定無罪の原則」が適用されなければならないことも重要である。

テレビは「逮捕」という事実だけをもって、「巨悪」の装いを施して土石流のような報道を垂れ流す。

これまで、どれだけの人々の人権が無責任なマスメディア報道によって侵害されてきたことか。

現段階で小沢代表が代表を辞任する理由は皆無である。

次期総選挙での政権交代実現に向けての道程において、今回の騒乱は「選挙妨害」以外の何者でもない。

公職選挙法第235条の2には、http://www.houko.com/00/01/S25/100C.HTM#s16

「新聞、雑誌が選挙の公正を害する罪」も定められている。

また、

「政治的公平」を欠く報道も

放送法第3条の2に
http://www.houko.com/00/01/S25/132.HTM#s1

抵触する。




2009/3/9
「◎テレ朝サンプロ田中真紀子議員「日本人のマチュアが試される」」
http://blue.ap.teacup.com/97096856/2603.html


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2012/03/27 19:35



吉本隆明2010年著作リスト
http://www.fitweb.or.jp/~taka/ytbib10.html

吉本隆明著作刊行リスト
http://www.fitweb.or.jp/~taka/ryuintro.html


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2012/03/27 19:31


刊行形態 Newspaper Article
著者 吉本隆明
刊行年月 1006
標題 60年安保 半世紀目の問い
掲載誌(紙・書)名 朝日新聞(朝刊) 
出版地 東京
掲載頁 11
掲載年月日 2010.6.14
区分 談話
見出し・語録
吉本隆明氏 評論家、詩人/暮らしから判断、大衆の力示す
 デモ隊が国会に突入した6月15日、僕が学生さんたちと行動をともにしたのは、「学生主体で闘います」という表明に共感したからです。一番純粋で、独占資本と国家権力との闘いによって社会を変えていこうとする方向を、強力に指していた。
 個人的にはアメリカに異議申し立てをする最後の機会とも思ってました。戦争中、軍国少年だった僕の中に、日本を敗北に導いた国だという思いが尾を引いていて、そのアメリカに一矢を報いたかった。
 あのときに起きた学生・大衆の自発的な行動の渦は、戦後初めて本格的に実現した、ある種の社会革命だったと思います。その意味をまったく理解せず、闘争を統制しようとした既成左翼のイデオローグを、僕は批判しました。

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2012/03/27 19:29


でも、条約成立を阻止することはできなかった。敗北でした。
 社会にとって、あの闘争の意義は、上からの指令があろうがなかろうが行動する、大衆の力を示したことだと思いますね。といって、革命を望むわけではない。自分の日々の暮らしから、考える。
 その後の高度成長が政治への無関心を招いたという批判がありますが、いいんじゃないですか。政治や外交の問題を考えるためだけに、インテリさんはいるんだから。

 日本は、このところ衰退の一途をたどっていると思います。

政治もどんどん悪くなっている。

実行力、交渉力が必要です。

カネの問題で批判されたけど、

小沢一郎さんが100人を超す国会議員を引き連れて中国へ行った。
あれだけでよ、民主党政権がアメリカに衝撃を与えたのは。

 ただ政治の劣化が、大衆迎合のせいだとか衆愚政治のせいだとかは思いません。なりゆきに従ってしまう面もあるけど、暮らしに密着して確かな判断もする、それが大衆です。インテリの批判で政治がよくなるわけでも何でもないでしょ。皆、同じ重みの一票を持つんですから。
 昨年の政権交代も、大衆の力の現れじゃないですか。生活が苦しくなり、先行きが見えないことに、反応した。何かを変えようとしている点で自民党よりは進歩的な、民主党を選んだ。もう革命なんかなくても、政権交代している。大きなところでみれば、進歩といえるんじゃないでしょうか。
 民主党政権がどの方向へ行くのか、まだわからない。でも一方向に向かっていないということは、それだけ政治に様々な人々の考え方を許容する土壌、間口が広がったともいえる。半世紀をかけ、日本社会が獲得したものだと思います。

注記等 まとめ・藤生京子 撮影・安藤由華
asahi.com URL: http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201006140176.html

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2012/03/27 19:24


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2012/03/27 19:23



吉本隆明 - Wikipedia

2.3 オウム真理教評価について
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E6%9C%AC%E9%9A%86%E6%98%8E#.E3.82.AA.E3.82.A6.E3.83.A0.E7.9C.9F.E7.90.86.E6.95.99.E8.A9.95.E4.BE.A1.E3.81.AB.E3.81.A4.E3.81.84.E3.81.A6

オウム真理教評価について [編集]

オウム真理教のサリン事件の際、事件後、産経新聞上でのインタビューで、「宗教家としての麻原彰晃は評価する」「麻原のやったことをすべて否定するなら、日本の仏教のなかで存在を許されるのは浄土宗、つまり法然、親鸞系統の教えしかないことになる」[75]と述べ、多くの批判を浴びた[76]。吉本は、「サリン事件は、大衆の原像をおりこむ自らの思想からは根本的に否定」する。しかし、本来超越的な性格を持っている宗教の問題、理念の問題、思想の問題としては、自分の関心がある「悪人正機」の親鸞のなかには「わざと悪いことをしたほうが、浄土にいけることになるんじゃないか」という造悪論を否定できない要素があり、オウム事件は「造悪論」の中に入る。親鸞、あるいは仏教の教義の中には危険な要素がもともとあり、「麻原は現存する仏教系の修行者の中で、世界有数の人ではないか?」とした[77]。そのインタビューを行った宗教学者の弓山達也はその後、同じ産経新聞上で、「(吉本は)価値相対主義のニヒリズムを克服して、新たな文化創造を目指したとされる麻原を評価する一方で、社会に対して牙(きば)をむいた犯罪性を厳しく弾劾せざるをえないという二重性をはらんでいた。この二重性に引き裂かれているのが今の吉本氏の状況であり、また既成の社会の抜本的な変革を目指そうとするときに必然的におきる大きな矛盾でもあるのだ。紙面には載せられなかったが、吉本氏は麻原を認める一方で、こんな程度ではまだまだこの社会は突き崩せやしないと語った。そして吉本氏自身、麻原に思想的に打ち克(か)ち、別のやり方で新たな価値を築いていく自負をも示していた。それがインタビュー最後の「負けられないぜ」の一言に込められていたのである。」[78]と説明を加えている。
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2012/03/27 19:22

もっともオウム真理教は小さい天皇と同じで「生き神様主義だ」とも述べている[79]。

ちなみに、1984年の段階では、中沢新一の『チベットのモーツァルト』に関連して、吉本は、「意識をドラッグによらずに死や瀕死の状態に持ってゆくまでの体術修練や、その過程の各段階で起る擬幻覚現象や意識の離脱体験自体には、精神健康法以外の何の意味もない」「日本浄土教は、仏教浄土門の思想的な集大成として、とっくに親鸞によってそんなの(「チベット密教観相浄土のいかがわしい体術」)完全に否定」されてしまった。「ただ、中沢の手柄は、チベット密教の体術修練の過程で起る意識状態と意識幻覚の過程をかなり厳密に記述したというところにある。」「極楽論」は感心して読んで得るところがおおかった。俺もいつか力を蓄えられたらおなじことを、やってみたい」と述べている[80]。





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