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インフルエンザの弁証法的対処法 1/2


...memo

2012年02月07日
インフルエンザの弁証法的対処法

 私の通う病院で、突然マスクが配られた。インフルエンザが流行しているので患者に通院の際には必ず着用するようにと言ってきた。
 患者全員が当たり前のようにマスクを受け取っていたが、私はきっぱり断った。「ナンセンスです」と言って。

 病院スタッフや他の患者たちは、私を協調性がなく、予防に協力しないタワケ者と思うであろうが…。
 しかし、「バカ言ってんじゃないよ~♪」
(http://www.youtube.com/watch?v=DgBvi-cZbJM)

 そもそも。昨年秋に、インフルエンザ・ワクチンの予防接種なるものを高いカネをとって患者に受けさせたのは誰だ? 病院はこれを接種すればインフルエンザにかからないという保証をしたのではなかったか? それがわずか2~3カ月経って、インフルエンザが流行しだしたら、慌ててマスクで防護してくれとは、此れ如何に? 患者をバカにしているではないか。
 ワクチンで予防できると言っておきながら、今度はワクチンが効かないからマスクをしてくれだ? それならワクチンを接種した客に代金を返してはどうか、すみませんウソつきましたと言って。

 私はこの30年、風邪も引かずインフルエンザにかかったこともない。30年はダテじゃない、偶然ではない。ちゃんと理論的に対応してきたから無事だった。もう風邪ってどんな感じだったか忘れてしまった。
 正しい理論を実践してきたから、風邪ともインフルエンザとも無縁の生活ができた。

 若い頃、妻がインフルエンザにかかったと聞いて、これはインフルエンザが決してウイルスの感染で起きるのではないことを実証するチャンスだと思って、キスをしようとした。妻はうつるからと言って逃げ回ったが…。
 そしてうつらない事を確かめたのだ。へっちゃらだった。ウイルスに感染したらインフルエンザになるというのはウソである。
 だから病院のスタッフにも言ってやったのだ、ご希望とあらばここにインフルエンザのウイルスを持ってきなさい、喜んでいくらでも吸い込んであげますから、と。

 もちろん、うがいもしなければ、手洗いも(マナー以外では)せず、マスクもしない。むしろだからこそ風邪にもインフルエンザにも強いのである。
 ばい菌もウイルスも人間には必要で、友だちだと信じているから、鳥なんとかだろうが、新型なんとかだろうが、Welcomeだ。

 信じられない向きもあろうから、縷々説明しようか。
 事は弁証法の理解から始まる。
 弁証法とは「世界という物質の機能を法則性レベルで扱う科学」である。弁証法という学問は医学とか物理とかの個別科学と違って、世界すなわち物質そのものを対象としていることである。

 世界とは、この世のありとあらゆる存在ではあるが、それらをざっくりとまとめて世界と総称するだけではなく、肝心なところは「一つに」まとめて世界と呼ぶということである。
 世界のありとあらゆるものは同じものから出来ていると捉える。この同じものを一般性で捉えて、あるいは共通性で捉えて物質と呼び、そのすべてを「一つ」として、全体として「運動しているもの」としての「世界」というのである。

 弁証法では、私たち自身を含めての森羅万象、さまざまなものを物質という根本的には同じものが、変化し運動している、と捉えるのである。
 私たちの身の回りのものに、どんなものがあろうとも、すべては、永遠の過去から永遠の未来まで、物質の変化、発展である。どんなに変化しようとも、物質という本質的なあり方に変わりはない。そう捉えるのが、唯物論的弁証法なのである。

 だから平たく言えば、この地球上の物質、生きとし生けるものすべてが一つのものだったのであるから、私の肉体もウイルスちゃんも、ばい菌君もみな兄弟。わずか何億年もさかのぼれば、同じ「混沌」だったのである。

 その「混沌」が変化、発展し、消滅して今日に及んでいる。あるものは鉄になり、あるものはミカンの皮になり、あるものは雨粒になり…森羅万象として現象している。鉄は鉄になるしかなくて鉄になっているし、雨粒は雨粒になるしかなくて雨粒になっているのである。

 元は一つだから、人間の身体にばい菌やウイルスが入ってきて共存できるし、持ちつ持たれつの関係にある。決して彼らがインベーダーみたいに侵入してきたのではない。
 この理屈がわかれば、以前にもブログで取り上げたが、地球外生物というか宇宙人が地球にやってきて、暮らしていけるわけがないとわかるのだ。どこかの天体に地球外生物がいるとしても、いかにもそれは全宇宙の「一つ」が分かれてできたものではあるが、地球には地球の物質の歴史性があるので、地球外生物は入ってこられない。
 それを語っているとテーマが分裂してしまうので、それは脇に置いておいて、と。

 話を弁証法に戻そう。
 弁証法の有効性を病気の例で説いてみよう。全体で一つという捉え方を基本にして考えるということだから、心臓病の患者を例にすると。



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