Nicotto Town



6.15 野田政権最後の日


...memo

6.15 野田政権最後の日

2012年6月1日 掲載

採決も延長もできず悶絶死

野田政権の「Xデー」は6月15日になりそうだ。
 小沢元代表との会談が「物別れ」に終わったのを受け、野田首相は自民党と「握る」意思を隠そうともしなくなった。もう誰にはばかることもないと思ったのか、さっそく会期内の増税法案採決を指示。その第一歩として、自民党に修正協議を申し入れた。
 会期末は6月21日だが、野田は18日(月)からG20出席のためメキシコを訪問する。帰国は早くて20日。となると、実質的な会期は15日の金曜日までだ。そのため、民主党の執行部からは、「消費税法案の採決は15日」との見通しが流されている。その頃には特別委員会での審議も、野田が「採決のメド」としてきた100時間に達する見込みだ。
「自民党からは、修正協議は出口(採決)とパッケージだと言われている。15日を軸に調整することになる」(民主党国対関係者)
 だが、党内での意見集約もできないまま採決に踏み切るなんてムリ。野田周辺は自民党の協力に期待しているようだが、考えが甘い。
 政治評論家の有馬晴海氏はこう言う。
「野田首相が強気なのは、自民党の協力が得られると確信しているからです。採決の日程にしても、自民党サイドから『11日の週でどうか』と打診があったといいます。民主党が修正協議で自民党案を丸のみすれば、法案は成立すると踏んでいるのです」
 それで特別委の審議も異常なスピードで進んでいる。中身がないからサクサク進んでいくのは当然かもしれないが、早く審議時間を積み上げようと必死なのだ。
 むろん、自民党の中にも、フラフラしている議員はいる。「話し合い解散でなくても、どのみち1年後には任期満了で選挙がある。だったら、増税は今のうちに民主党政権にやらせてしまった方がいい。そうすれば次の選挙で、われわれは身軽になって戦える」(中堅議員)というわけだが、放っておけばぶっ倒れる野田政権を助ける必要はない。にっちもさっちもいかなくなり、悶え苦しんで息絶える。そんな未来が分かっているのだから、協力するわけがない。
「野田首相にとってG20出席は引退の花道となりそうです。このまま自民党が救いの手を差し伸べる可能性は低いし、野田政権には会期を延長させられるパワーもない。採決すらできなければ、政治生命をかけると言っていた野田さんは終わりです」(政界関係者)
 15日は民主・自民の談合採決が実行される日ではなく、野田政権最後の日となりそうだ。



Gendai net
http://gendai.net/articles/view/syakai/136848

...

アバター
2012/06/03 15:00

2012年6月3日03時00分
http://www.asahi.com/national/intro/OSK201206020142.html?id1=2&id2=cabcagad


原発業界、もんじゅ委員に寄付 3人に計1610万円

 日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の安全性を調べるために設置された専門家委員会の委員7人のうち3人が、原子力関連の企業・団体から寄付を受けていたことが、朝日新聞の調べでわかった。寄付は、もんじゅのストレステスト(耐性評価)の業務を受注した原発メーカーなどからで、5…





現在位置:

朝日新聞デジタル
朝刊(2012年6月3日)
記事

2012年6月3日03時00分





この記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。





アバター
2012/06/03 14:57








2012/06/03
どこまで深い泥沼か!「もんじゅ3委員に寄付」5年間で1610万円。

内閣府原子力委員会が原発推進側だけを集め「勉強会」と称する秘密会議を開いていたことが明らかになり、波紋が広がっている中、今度は高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の安全性を調べる日本原子力研究開発機構の委員が、5年間にわたり原子力関連企業などから多額の寄付を受けていたことが、朝日新聞の調べによって明らかになった。

原子力委員会の「勉強会」では、核燃料サイクル政策を論議する小委員会への、推進側の関与のほかに、原子力委の「新大綱策定会議」で使用する議案の原案が、2月16日に秘密会議で事前に配布され、その後、その内容が追加されるなど、原子力政策全般を対象にした策定会議への影響も判明している。

そうしたなかで、核燃料サイクルの中心をなす「もんじゅ」の安全性を調査、検討するための委員に、またしても賄賂性の高い「寄付」名義のカネが渡っていたことは極めて重大な問題だ。

以下に、このことを伝える朝日新聞(6月3日)の記事を転載する。

Photo

(1995年12月、ナトリウム漏えい事故を起こしたもんじゅの事故現場。朝日新聞とは無関係)

「もんじゅ3委員に寄付 5年間 原発業界が1610万円」

日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の安全性を調べるために設置された専門委員会の委員7人のうち3人が、原子力関連の企業・団体から寄付を受けていたことが、朝日新聞の調べでわかった。寄付は、もんじゅのストレステスト(耐性評価)の業務を受注した原発メーカーなどからで、5年間で計1610万円になる。

アバター
2012/06/03 14:57


委員会は、昨年11月に文部科学相の指示で機構が設置した「もんじゅ安全性総合評価検討委員会」(委員長=片岡勲・大阪大教授)。

朝日新聞が委員の所属大学に情報公開請求し、対象となる過去5年分(2006~10年度)が開示され、委員に直接取材した。寄付を受けていたのは宇根崎博信・京都大学教授(計180万円)、片岡教授(計450万円)、竹田敏一・福井大付属国際原子力工学研究所長(計980万円)で、3人は取材に対し受領を認めた上で、審議への影響を否定している=表。

寄付をしていたのは、もんじゅの原子炉を建設し、ストレステストを1億6千万円で機構から受注した三菱重工業▽ストレステスト関連業務を受注した関西電力グループ会社の原子力エンジニアリング▽関電関連団体の関西原子力懇談会(関原懇)▽核燃料会社のグローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン▽11年度に機構の業務を計15億円分受注した三菱電機――の五つの企業・団体。

寄付は研究助成が目的で奨学寄付とも呼ばれ、研究者を指定して大学を通じて寄せられる。寄付者側に使途を報告する義務はない。

委員会は、これまで会合を2回開き、原発事故を受けて機構が進めるシビアアクシデント(過酷事故)対策やストレステストの途中経過について報告を受け、意見を述べた。機構はストレステスト終了後に、最終的な意見を得る予定だ。機構によると、委員は原子力工学や危機管理など専門分野ごとに就任を依頼。業界からの金銭支援については調べていなかったという。

もんじゅはトラブルが続き停止中で、機構は早期の運転再開を目指している。(大谷聡)

日本原子力研究開発機構敦賀本部の話
現在事実確認を進めている。安全性評価に関わるような目的の金銭授受があった場合は、委員の変更を検討する。今後は、委員を委嘱する際に自己申告による確認をしていく方向で検討する。

文部科学省原子力課の話
原子力安全・保安院などの取り組みを参考にしながら、委員に金銭支援の自己申告を求めるよう、機構を指導していく。

アバター
2012/06/03 14:56


■寄付を受けていた委員の話(表)
(◆は寄付をした企業・団体と寄付額)

宇根崎博信・京都大教授
 ◆原子力エンジニアリング   100万円
 ◆関西原子力懇談会       80万円
 「研究補助と安全性の評価は全く別物。それによって甘くなることはあり得ず、逆に身内だから厳しくしている」

片岡功・大阪大教授
 ◆関原懇            300万円
 ◆三菱電機           150万円
 「機構が設置したいわば内部の委員会なので問題ないと思う。もし『金をもらった委員長なら信頼できない』と言われるなら対応を考える」

竹田敏一・福井大学付属国際原子力工学研究所長
 ◆三菱重工業          200万円
 ◆原子力エンジニアリング   200万円
 ◆関原懇            400万円
 ◆グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン
                 180万円
「寄付は研究のための旅費に使う。出している事業者は、私から辛口で、妥協のない評価をもらうことを期待していると思う」(転載終わり)




みなと横浜みなみ区3丁目
http://ojirowashi.no-blog.jp/ykminami/2012/06/post_dba8.html







Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.