Nicotto Town



山中教授のもう1つの“功績”…知財戦略


...memo

山中教授を「イケメン科学者」 中国メディアが特集、高評価

【北京=矢板明夫】沖縄・尖閣諸島問題で対日感情が悪化している中国でも、京都大の山中伸弥教授のノーベル医学・生理学賞受賞は大きく報じられている。

 9日付の北京紙「新京報」は1ページの特集を組み、山中教授の生い立ちや研究成果のほか、野田佳彦首相から祝意を伝える電話に対し、山中教授が「国を挙げて支援していただいたおかげです」と応じたことも紹介した。


 こうした報道を受け、中国のインターネットには「中国政府は不動産開発しかやっていない。もっと日本を見習って科学技術分野にお金を投じるべきだ」といった書き込みが寄せられている。


 「新浪」など複数のポータルサイトも特集を組み、山中教授を「イケメン科学者」などと表現している。山中教授の研究成果を「生命を逆行させる扉を開く研究だ」と高く評価するメディアもある。


 中国紙、科技日報で同済大学の著名な生物学者、徐国●教授は「私たちの多くの研究は山中氏の論文を見ながらやっている。彼はいずれノーベル賞を取ると思っていました」と語っている。(●=杉の木へんを丹に)



2012/10/10 11:48
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/597670/


...
...

...memo

山中教授のもう1つの“功績” 世界見据えた知財戦略

創 薬や医療など幅広い分野にわたり、応用が見込まれる人工多能性幹細胞(iPS細胞)。ノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大の山中伸弥教授のもうひとつ の“功績”は、日本発の先端技術としてiPS細胞の国際特許を確立したことだ。世界を見据えた知財戦略は、iPS細胞研究の普及を促すとともに、 『iPS=山中教授』との認識を世界に広め、異例のスピード受賞にもつながった。

 山中教授が所長を務める京大iPS細胞研究所(サイラ)には、特許出願や管理を担う「知財契約管理室」がある。

 「京大に来てもらえないでしょうか」

 製薬会社の知財部門に在籍していた高須直子氏に、山中教授が頭を下げて室長就任を請うたのは4年前のことだ。企業が特許を取得すると特許料が高騰する可能性があり、係争に発展すれば研究にも影響する。

 サイラでは高須室長ら、知財の“プロ”4人が週に1回、研究者たちが開く進行状況報告会に参加し、必要と判断すればすぐに特許申請を行う。「国内では作製法の7、8割、米国で5割が特許でカバーできる」(山中教授)のも、こうした戦略のたまものだ。

 サイラは学術研究には無償で使用を許諾し、商業目的の研究開発にも安い特許料で使用を認めている。山中教授は8日の会見で「研究開発と同じスピードで倫理や知財に対応しなければ、本当の意味での実用化はなされない」と知財の重要性を改めて強調した。



2012/10/09 11:13
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/597337/

...
...





Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.