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「生命」は化学物質ではない!


...memo

 2008.02.18

「生命」は化学物質ではない!   (1)

札幌医科大学の高度救命救急センターの患者から抗生物質が効かない多剤耐性緑膿菌が検出され死亡者も出ていた問題で、同病院は12日、新たに昨年8月に感染者二人が死亡していたと発表した。
2006年9月から07年12月までの間に、同病院で緑膿菌に感染し死亡した患者は7人になった。

感染者の多さから厚生労働省などは院内感染の可能性を指摘しているが、同病院は「院内感染の可能性は低い」としている。

                 2008年2月13日北海道新聞の記事を引用

8日に、死者は5人と発表しておいて、4日後になって7人と訂正していることから、同病院では「隠蔽体質」も「院内感染」しているようだ。

「隠蔽体質」そのものは、医療機関だけではないのですが、問題は「西洋医学」という「金看板」を掲げ、それに胡坐をかいている「医学界の権力主義」です。

しかし、この通りの「金看板」なのだろうか。
次に、お茶の水クリニック院長・森下敬一博士の著書「浄血すればガンは治る」から引用します。

我々の身体の成立を生理機能の面から見ると、中心層の消化管(すなわち食物の世界)から外側に向かって「食→血→体(細胞)」という三層の遠心性発展構造を形成している。

これは私どもの30年に及ぶ血液生理学研究の成果でもあるのだが、この生理学的核心を見落としたまま猪突猛進してきたところに、現代西洋医学の悲劇がある、と指摘されよう。

現代西洋医学は、1853年のクリミア戦争に於けるーナイチンゲールが昼夜兼業で看護し、赫々たる成果を挙げたー彼の戦陣医療と比較して、さほど進歩していなようには見えない。

戦場の負傷者たちは、自然治癒力旺盛な若者だから、体内の砲弾破片を取り除き、傷口を完璧に消毒しさえすれば、それで彼らは劇的に快癒していった。
しかし、それは「医学」というよりは「医療(または医術)」であって、基礎医学的な学理をほとんど必要としない領域なのである。

このクリミアに於けるないナンチンゲール的戦陣医療の大成功が、現代使用医学の不運のはじまりであるとは、歴史の皮肉であろうか?

戦陣医療的現代医学は、救急医療や災害外科に留まるべき技術であった。
それが、基礎知識も学理もないままに、慢性病対策の世界にのさばり出し、無数の病気と病人を大量に生産する仕儀と相成ったのである。

周知のように、文明社会人の大半が悩まされている「慢性病・成人病・生活習慣病」は、呼称は違っても、原因は一つだ。

加齢的減退や精神的ストレス、公害物質(煤煙・排ガス・農薬・食品添加物等々)、それに誤れる栄養学による食物選択の間違い等によってもたらされた「自然治癒力の必然的脆弱化」に由来する。
従って、クリミア戦陣医療はまったく通用しない領域なのだ。
だが現実は、ほぼ同様な発想を以て対応しようとしている。

恰(あたか)も砲弾の破片を除去するが如く腫瘍やガンを摘出し、傷口の消毒薬より更に強力な殺菌剤の投与によって体内病原体の駆逐を図れば、それで「病気は癒される」とでも考えられているかのようである。
自然治癒力が凋落している慢性病患者にとって、そのような加療は「無謀」と言ってよい。

文明諸国の医療事情は何処も大同小異だから、ほとんどの慢性病患者は癒されない。
病人の数は増加する一方で、国家予算の医療費もまた激増の一途をたどることとなる。

現代文明社会に於ける慢性病対策には、私のほぼ40年前からの「食→血→体細胞」の原理をよく理解し、何よりもまず「食生活改善によって病気は快癒し得る」との認識を新たにすべきである。ここから、総ては始まる。

                                   引用終了
西洋医学は「基礎医学的な学理をほとんど必要としない領域」とのこと。
まさしく、その通り。
西洋医学を含め「西洋科学」は「人間を知らない」「生命に対して無智」の領域ではあります。

何故、抗生物質が効かない「耐性菌」が生ずるか。
細菌も生命、というよりも生命としては人間の大先輩であるからして、抗生物質で攻撃されて一時的に「死亡」しても、生命が学習して、更に強い細菌となって登場するからです。

抗生物質と生命との「イタチごっこ」。
この勝負、生命が勝利を治めることは間違いありません。
「イタチごっこ」を止めるしかありません。

この「イタチごっこ」に夢中になっているのが「日本の医療」です。

「文芸春秋」平成14年10月号からの引用です。
抗生物質が効かない菌(MRSA=メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)が黄色ブドウ菌の中に占める比率は、

フインランド・スウェーデン  1%
オランダ           0%
べルギー          20%
アメリカ          30%
日本          70~80%
                           引用終了

これでも「日本の医学・医療は進んでいる」と言えますか。

先の新聞記事によりますと、
「厚労省によると、多剤耐性緑膿菌は1990年代後半から国内で報告され始め、2006年の全国調査では8割以上の医療機関で感染例があった」。

日本の病院は耐性菌の巣窟でしかありません。
「入院すると病人になり、殺される」をここでも証明しています。

私たちは「殺されるために現代医療を受け」ていることに、薄々気が付いているはずです。
万が一、気が付かないとしたら、それは、最早「生命」ではなく、単なる「化学物質」に過ぎません。

生命である人間も「化学物質」を採りますと、自分が「化学物質」になってしまいます。
情けない物質に!

情けある日本人に復帰しましょう。




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2012/10/24 22:08



稲田芳弘「ガン呪縛を解く、千島学説パワー」1/4

http://www.youtube.com/watch?v=0xVTOYNXBN4&feature=related

ganmondai さんが 2010/12/24 にアップロード

2008年05月30日

稲田芳弘『ガン呪縛を解く、千島学説パワー』
http://books.creative.co.jp/book_detail.php?id=3

2011年01月11日(ガン宣告から5年半)稲田芳弘永眠
http://blog.ji-ai.net/jiainet/2011/01/post-92.html

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2012/10/24 22:06



リチャード・コシミズ「健康」1/8

http://www.youtube.com/watch?v=8uF6YBvmTn4&feature=relmfu

ganmondai さんが 2010/12/30 にアップロード

リチャード・コシミズ独立党学習交流会「健康」2007年11月11日

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抗生物質のウラ
http://www.youtube.com/watch?v=UYWUSwIHg6I&feature=related

kankyomondai さんが 2011/11/28 にアップロード

2008年06月14日 リチャード・コシミズ独立党東京学習会


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