…の害から身を守る方法
- カテゴリ:美容/健康
- 2014/02/02 09:21:57
...memo
放射線の害から身を守る方法
今回の地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。
原子力発電所から放射能漏れの事故で、被曝されたり、放射能による汚染が広がっているので、放射線から身を守る方法について、2009年の2月号の「むすび」誌(正食協会発行)の記事を転載いたします。ご活用ください。
放射線の害が問題化していますが、どのような対策によってその害から身を守ることができるのでしょうか。
放射線の問題点は、それを過剰に浴びると甲状腺ガンや白血病を招いたりすることです。
まだ、成長段階にある細胞が放射線を受けると、遺伝子が損傷し、プログラムミスによりガ
ンや奇形といった成長・発育障害が引き起こされます。ですから、大人よりも子供にその害
が出やすいということになります。また、放射線により大量の活性酸素が発生することで、
血液や細胞、血管の油に過酸化脂質というサビがとりついて、それらの機能の低下を招き、
生活習慣病などの老化現象が起こりやすくなることです。
陰性の性質は「冷やす」、「ゆるめる」、「溶かす」働きなどで代表されます。言葉を換
えれば、広がって行こうとする拡散性や遠心性と見ることができます。それに対して陽性の
性質とは「温める」、「しめる」、「固める」働きに象徴されます。言い換えると縮こまっ
て行こうとする収縮性や求心性ととらえることができます。この陰陽の尺度をつかって放射
線を見ていくとその対策を講じることができます。
放射線の性質は、物を透過して遠くに広がろうとする強力な拡散性です。ですから原爆症
は、爪や皮膚が溶けてケロイド化し、毛穴が開いて髪の毛が抜けたり、原爆の場合は熱線に
よって一瞬で体が溶けて揮発してしまうという点です。放射線治療などで被曝した場合は、
赤血球や免疫細胞が溶けて貧血の傾向や白血病が起きたり、腸がゆるんで便秘をしたり、体が冷えてだるくなったり、髪の毛が抜けたりといった陰性化した症状が現れます。
この時に、陰性の強い砂糖を含む食べ物や、果物、アルコールなどを摂取すると、非常に
危険であるということです。反対に塩は砂糖と比べると陽性で収縮性が強く、きゅうりやナ
スを塩でもんだり、塩漬けしておくと縮んでいきます。ですからこの塩を上手に使うこと
で、放射線から身を守ることができるのです。30cmの塩の壁を造ると放射線は透過でき
ないといわれています。人間の場合も同様で、海水を煮詰めて作ったよい塩気をしっかり補
給して体内に循環させておけば、放射線の害からかなり身を守ることができます。
また、アミノ酸やクエン酸などの酸には放射線を排泄する力があるといわれています。で
すから塩気で放射線をブロックし、酸で排泄すればよいわけです。そこで注目されているの
が伝統製法の味噌や梅干し、醤油、漬物といった発酵食品です。それらの食品には塩気とア
ミノ酸、クエン酸などの酸の両方が含まれるので、放射線対策にぴったりの食品です。実
際、味噌のジコピリン酸に放射性物質を排泄する働きが強いことが報告されています。チェ
ルノブイリ原発で事故が発生した当時、ヨーロッパの自然食愛好家の間で味噌を食べようと
いう運動がおこり、日本から大量の味噌が援助物資として送られたそうです。
さらに、海藻のヨードにも放射線の害から身を守る働きがあることが知られており、
原子力発電所でもヨード剤が配備されているそうです。ですから昆布でダシをとり、ワカメ
やフノリを入れた味噌汁であれば、放射線対策に抜群の威力を発揮できるはずです。昆布の
黒焼きもよいでしょう。放射線治療やレントゲン検査を受ける前は味噌汁や梅醤番茶、鉄火
味噌、梅干し、ごま塩等を、飲んだり食べたりしておくとその害から身体を守ることができ
ます。
玄米を火で焼きしめて陽性化した黒炒り玄米に少しの塩か梅干しを入れて煮だした黒炒り
玄米スープにも、陰性な放射線を吸着する働きがあります。コバルトを照射して芽が出ない
ように加工された玉ねぎやじゃがいもなどの照射食品に対抗するためには、時々、このよう
なスープを飲んで身体を浄化しておくとよいでしょう。また梅干しを焼きしめて作った梅干
しの黒焼きも常備しておくと、放射能漏れ事故が起きた時などに役に立つと思います。
このような伝統食品を活用して放射線に負けない身体づくりをしていきましょう。
むすびの郷のブログ
2011/3/14
http://happy.ap.teacup.com/applet/musubi/20110314/archive
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