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04/02…昨日、朔…栄養と犯罪行為

もらったステキコーデ♪:-

...ご訪問ありがとうございます(拝)。 ・・・ 4月、諸事多忙です。^^;

...memo

栄養と犯罪行為

田村医院 田村 仁

1998年6月発行の東京小児科医会報に真弓定夫博士が発表されていました。

①最近中学生が主体となった少年犯罪が増加しています。

②その原因を学校教育・家庭での躾[シツケ]・社会風潮の歪み[ひずみ]等に絞っている論文が多のが現状です。

③重要な事は食生活で、『日常の食生活』と『犯罪行動』に密接な相関関係があります。

④終戦後50年あまり、我が日本の食生活の誤りは、『穀菜食不足・動物性タンパク質の過剰摂取』の点に集約されます。

⑤昭和20年~27年までは、我が日本は『アメリカの占領』下にありました。

⑥当時のアメリカは、小麦と牛乳が有り余り、武器としての食料という観点から他国に市場を求めていました。

⑦この占領下の日本は絶好のターゲットになりました。

⑧昭和22年に保険法を変え、全国の保健所に乳業の専従栄養士を派遣し、母乳栄養保育から人工栄養保育に変えるように指導しました。

⑨一方では『お米』は『頭脳の発達に良くない。』・『美容に良くない』等と言う情報を流して日本の伝統的な『ごはん食』を『パンと牛乳』に変えて行った。

⑩厚生省は占領から解き放たれたときに、『従来の日本の食生活』にもどすべきだった。

⑪しかしむしろこの経済的効果をもたらす牛乳栄養法等を、さらにエスカレートさせて、『パンと牛乳』を学校給食に導入し、外食産業もこれに追従しました。

⑫このようにして、アレルギー性疾患・かって大人の病気とされていた成人病[生活習慣病]・心の片寄り病・犯罪の低年令層化・等と言う結果を生み出しました。

⑬70年前ジョンホプキンズ大学の栄養学者マッカコラム博士・サイモンズ博士は1927年に発行された、『栄養新知識』の中で、『私たちは、国家規模で人間の栄養の実験を試みて来た。それは、歴史上でどんな人々もそれでもって生きようとしなかったような[ひどい]食事{人間が食べるような食事ではなくて家畜が食べるような食い物}によってであります。従って、この実験結果を予測できる者はいませんでした。この実験が行われた当時は個々の食物の栄養学的な特質は理解されていなかったし、又身体に必要な栄養も未だ半分くらいしか解っていませんでした。』と述べています。

⑭1977年アメリカ生物社会学研究所のA・Gシャウス博士は、有罪犯罪者の執行猶予期間中の食事カウンセリングの有効性について報告している。

A・Bの2群に有罪の執行猶予の人々を分けました。A群は一般に行われている『カウンセリングと社会福祉サービス』が提供されました。B群には、これらに加えて『牛乳・乳製品・精製糖の摂取を禁じる事』が加えられました。結果はA群の再犯率は33・8%で一般の再犯率の全平均35%と同じ値がでました。

一方『牛乳・乳製品・精製糖を禁じた』B群では再犯率は11・7%で有意の差で『食事カウンセリング』の有効性が示されました。

さらに注目的なのは、A・B両群の『アミノ酸』の栄養学的な分析を行ったところ、A群はB群に比べかなり大量の『低温殺菌牛乳』を飲んでいました。アメリカのケント郡の青少年キャンプ署長のジョン・E・ブラウンさんは『牛乳摂取への配慮によって、保護している者の反社会的行動をコントロールできるだろう。』とのべていました。

⑮1979年、カリフォルニア州保護観察部での研究でも、『非行少年は牛乳・乳製品・精製糖』を過剰摂取していた。さらにその保護観察部では『どうにも手が付けられ無い25名の少年』達に『牛乳・乳製品・精製糖』を全く摂取させないような酷な食事を課した所全員が3週間以内に性格・問題行動に改善が認められたと報告しています。不思議!


http://tsubasa.gr.jp/112.html


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