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浮上式堤防



最近、研究されているものの一つに、浮上式堤防と言うものがあります。

浮上式堤防は、普段は、海底の周辺に収納されているけど、高波や津波が来たときには、
浮上して活躍する堤防です。



今までの固定式の堤防に比べて、建設費や維持費が半分ぐらいで済むそうです。



今現在だと、海上 (海の上に、7メートルから8メートルまで、浮上する技術は確立されたようです)


それが、海上10メートルや、12メートにまで、15メートルと進化してゆけば良いと思います。



とりあえず、瀬戸内海とか、日本海側とかは、浮上式堤防で、対応できるのではないかと思います。



●独立行政法人の、港湾技術研究所の発表文章では、以下のように書かれていました。
(要旨)
港湾における津波や高潮対策については、防波堤、胸壁などの整備により港湾施設や背後地
の人命、財産の防護を図ってきたが、船舶が航行する航路には防波堤を設置できなかったこと
から、航路から浸入してくる津波を遮断することが困難であった。
この問題を解決すべく 常時は船舶航行の障害とならないように鋼管を海底面以下に沈設し 、 、
津波や高潮の来襲時など必要な時にだけ鋼管を水面上に浮上させるという、全く新しい形式の
防波堤が「直立浮上式防波堤」である。
直立浮上式防波堤の主な特徴
・地震時の津波被害の低減等と平常時の船舶航行への影響の回避を両立できる。
・荒天時の港内静穏度を保持することができる。
・海底地盤中に格納されているため、地震に対する安全性が高い。
・自然景観を阻害せず また 潮汐・海流等を妨げることがなく港内の海水交換性が高い 、 、  。
・航路閉鎖・解放時間が短く、地震時にすばやく津波等を防ぐことができる。
・構造がシンプルであるため、維持管理が容易である




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