Nicotto Town



母は母なりに…


必死なのかな。
それだからの行動だったりするのかな…。
そんな風にも思ったことが、今日の午後ありました。

午前中、母から「お姉ちゃんの休みはいつなの?」という電話があったことは
先のブログで書きました。
その時に施設入所の手続きも進めていることなども。

午後になり、1時間ほど買い物に出かけている間に実家から2回も着信があったので
何事かあったのかと、急いで電話をかけました。
父親がでて、自分がかけたのではないからお母さんだと思うというので
代わってもらい用件を聞くと
「ひとりでタクシーを拾って抜糸してきたから、明日は病院へ行く必要はなくなった。
 だから、お姉ちゃんにそのように言っておいて」
というものでした。

父と代わってもらいどういう事なのかと詳しく聞くと、午前中私と話をした後
買い物から帰ってきた父親とお昼を食べ、父親が昼寝をしている間にタクシーに乗って
総合病院に行き、頭の傷を止めていたクリップをはずしてもらって帰ってきた…
というのです。

昼寝から起きた父は母の姿が見えないので、近所のスーパーや心当たりの
ある場所をいくつか見て回ったそうです。
「俺の寝ている隙を狙って出て行ったんだよ」とは父の解釈。

「何度も起こしたけれど、熟睡していて起きないから出かけて行った」
とは母の言い分。

何事もなかったから良かったけれど、せめて「病院へ行ってくる」とメモでも
残して行ってくれたのなら、父もあちこちと探し回らなくて済んだのに…と思う私。

ですが、そういったところまで考えが回らなくなっているのでしょうか…。
歳のせいなのか、認知症からきている行動だったのか…。
もしも認知症の俳諧の始まりだとしたら、困ったことになります。
そうでないことを祈るばかりです。
(認知症の方、全てが俳諧するわけではないそうです)

上記のことは姉に電話して留守電で伝えました。
その後、姉から連絡はあったものの休み時間がもうすぐ終わるから
あまり話せないけれど…ということで、確認事項だけ話して切りました。

明日は姉の仕事が休みなので、本当なら母を連れて総合病院でクリップを
はずしてくる予定でしたが、母の突然の行動でその予定はなくなりましたから
母を主治医のところへ連れて行き、入所の手続きに使う診断書を書いてもらう為の
診察をして来るそうです(母の突然の行動も役に立った?^^:)。

午後からは、機械浴でお風呂に入れてもらえる(?)施設を見学して来るそうです。
頭に怪我をしてから、姉の休みに合わせてシャワーだけ浴びていた母ですが
週に3回ほど施設のほうで入れてもらえれば、危ない思いをして自宅のお風呂に
入らなくても済みますから。
(母は大丈夫…と、また言うのでしょうが(+_+))

せっかくのお休みも、こういったことで全て潰れてしまう姉には申し訳なく思います。
今は気が張っているので大丈夫なのでしょうが、虚弱体質な姉なので
どうか倒れないでいてほしいです…。


年末に母が数日間歩けなくなるといったことがありましたが、その時に支援員さんから
「火事場の馬鹿力じゃないですが、お母さんにショートステイに入ってもらうと言ったら
 強固に『私は大丈夫』といってらっしゃったでしょう。
 きっと火事場の馬鹿力的に一時的に歩けるようになるとは思うんですよ。
 施設に入れられたら堪らないって思って。
 でも、また歩けなくなると思いますよ。
 そして、次に歩けなくなるまでの期間が段々と短くなって…というようになっていくと
 思われます」
と言われたことがあるのですが、今日の母の行動を聞いた時に
『私は自分だけでもまだまだやれる。大丈夫』とでも行動で示したかったのか…
そんな思いが頭のなかを過ぎったのでした。

アバター
2015/05/04 17:08
> かなたさん

たくさん教えて下さりありがとうございます。
読ませていただいて思ったのは、母は怒りっぽくはなっていないので
認知症としては、やはり軽い段階なのかな…ということです。

ただ、話の始めに会話していた内容を話の途中では忘れてしまっているのか
同じことを話したり、聞いて来たりするので…怒りっぽくなるのも時間の問題
なのかもしれませんね。
ただただ、悲しく思います。

いずれ、私たちのことも忘れていき「どなた?」と聞かれる日がくるのかもしれない
と、時々思うことがあります。
今は、ようやく歩くことが出来ていますので、その間に施設へ移り住んでくれると
いいのですが、認知症の為なのか…そこからくる不安なのかはわかりませんが
なかなか首を縦には振ってはくれません。

ですが、1日も早く介護の手に委ねられたらと思っています。
色々とありがとうございます^^
アバター
2015/05/04 16:04
こんにちは。

祖母のときが、同じような感じでした。
いい表現ではありませんが「まだらボケ」と言って、ごく正常な時と、認知症の症状が現れる時があるんです。
病院に行って帰ってくれた時のお母様は、ごく正常でいらっしゃったのだと思います。

認知症で顕著に現れてくる感情は「怒り」です。この裏側には「恐怖」が隠れています。
一番大切なことは恐れを取り除いてあげることです。

会話のコミュニケーションは少しずつ難しくなります。相手も感情的になるし、自分もそうなるからです。
そして興奮した時に話したことは、認知症でない大人でもちゃんと覚えていないものです。
書いてあげると、落ち着いた時や忘れた時に読み直せるので、とてもよく伝わります。

介護する側は、どうしても相手の感情を読み取ろう、汲み取ろうとしてしまいます。
でも、表面的な感情は、脳内のホルモンに左右されることも多いので、本人が感情として感じていても本意じゃないことも多いんです。
迷ったら「何を伝えようとしたのか」にシンプルに戻ると、責めたり悲しんだりする事を少なくできます。

私も親のことはこれからの問題で、ひとごとではなくて・・・
どうぞ、借りられる助けはたくさん借りて、ご無理ありませんように。
アバター
2015/04/21 18:39
> みいちゃん

親を褒めたこと(本人に伝える形で)なかったと思います。
最近は、ダメ出しばかりでしたしね…両親に対して。
反省です。
ありがとう、みいちゃん^^
アバター
2015/04/21 15:48
目的地に、きちんと到着し、目的を果たして、帰宅できた事は、俳諧ではないですよ。
認知症の俳諧とは、目的もなく、ひたすらに歩き続けることだそうです。

気が回らなかったのも、「今、行かなくちゃ!」と思ったからかな?と思います。
お父様を起こしたかどうか?
認知症は、護身の為に、言い訳がとても上手です。

これだけの知恵があったら、もっといい方に使えればいいのに!と思う事も随分とありました。

お母様は、自分のことは自分で出来ることを証明したかったのかな?
理由は何であれ、努力をするということは、脳のトレーニングにはとてもいいことです。
頑張ったね。と言って、褒めてあげましょう。
とても、喜びますよ。
アバター
2015/04/17 17:19
> たみこさん

迷った時の選択は『ベター』なほうを…です、私も^^

仮契約した施設でしたら、東京へ行くよりも半分ぐらいの時間で車で行けますから
会いやすくなると思います。
会いに行きたいの前に、通院させるために定期的に会いに行かなくてはならなく
なるかもしれませんが、1年に1度日帰りで帰省(?)していた今までに比べれば
会う回数は絶対に増えると思います。

さて…どうなるか、です。
アバター
2015/04/17 16:41
こんにちはぁ~。

皆さんの言う通り、お母様は「まだまだ自分で出来る。大丈夫」アピールでしょうねぇ~(苦笑)
お父様は仕方ないか…的な受け止めのようですが。。。
家庭環境等など含め、可能であれば長年住み慣れた場所や在宅が理想なんでしょうけど、
皆がみんなそういう環境を整えてあげる事は無理な話。
そうなると選択肢の中より「better」な選択をするしかありません。
介護は、介護する側が共倒れにならないような方法を選択するのがお互いの為だと思います。

入居する事でお友達が出来て元気になる人も居ます。
入居する事で親子の間に適度な距離が出来て、逆に親子関係がスムーズになり仲良くなる事もあります。
お姉様も負担が減る事によって、穏やかに接する事も出来るようになるかもしれない。

入居してもしなくても、しのみぃさんは思う所が出てくる事でしょう。
それはそれで仕方ない事で、正解というのはありませんからねー。
入居したら、遠いけど家族で小まめに面会に行ってあげれば良いのでは?と思いますヨ。
揉めて揉めてようやく入居させて、疲れて預けっぱなし面会なしの方も居ますが逆にカワイソウです。
そうなる前、まだ心に余裕があるうちに進めた方が良いですね。
(納得入居がbestには違いなですが・・・)
アバター
2015/04/17 15:41
> まーちゃん♋さん

否定からは入らず…ですね。
昨日、母からひとりで病院へ行って来たと聞いた時に、既に否定的な言葉がけを
してしまったかもしれませんが、以降は気を付けるようにします。

私も母と同じ立場だったら「私は大丈夫」と言ったと思います。
ずっとがんばってきた人に、がんばらなくていい…これからは人任せにしていいんだよと
言っても、そうそうやり方を変えることは出来ないですよね。
書き込みながら、そんなことを思ったのでした。

アバター
2015/04/17 15:36
> さゆたまさん

私のところでも時々同じような放送が流れています。
防災無線が設置されたことは火事の放送しかなかったのが
近年、行方不明者の保護を呼びかける放送が増えてきました。
それだけ、認知症の方で保護を必要とされる場合が多くなっているのでしょうか…。

「私は大丈夫」は危ないんですね…。
現実のことですが、そう聞いて少なからずショックですね…やはり。
東京では街中に放送は流れていないんですよね…。
もし流したとしても、「騒音」とか言って苦情がきそうですし、様々な音でかき消されて
肝心の内容が聞き取れない可能性が大きいかな…とも思います。

そうそう…光化学スモッグが発生した場合はサイレンが流れます。
アバター
2015/04/17 13:59
こんにちは。

お母様、何事もなく、無事に行って帰ってこれて良かったですね。

皆さんが、書き込まれてるように、まだ、大丈夫というアピールをしたのでしょうね。。。

今回は、大丈夫でしたが、次も大丈夫という保証はなにもありませんものね。
でも、お母様は、きっと、「ほら、大丈夫でしょ。だから、まだ、老人ホームへは、行かない」という、
意思表示だったのかもしれませんね。

今回のお母様の行動を、否定から入ると、ムキになってしまいますから、
一応は、その行動を、認めることから、言葉がけされて、
そのあと、それでも、案じることがいっぱいあることなど、周りから話を攻めて、
お母様自身が、「わかったわ」と、言っていただけるように話が進まれることを祈ってます。
アバター
2015/04/17 12:48
「私は大丈夫。まだボケてない。医者なんか行かない。」
と言う人が危ない。
と言うのは常識です。

私の住んでいる所では、毎日と言っていいほど
○○さんを探しています。服装は・・・
と町内放送がかかります。
東京ではどうだろう?と心配になります。
切ないですね。
アバター
2015/04/17 08:44
> みこたん

私が思っていることと、ほぼ…同じことを書いてくれたみこたん。
やはり、そう感じましたか…。

出来ることならば、せめてギリギリまで今の場所で生活させてあげたいけれど
仮契約出来た施設を断った後で、やはり両親だけでは生活できなくなった
でも、どこの施設も一杯で入れない…ということになったらと考えると
入所させるのは、やはり今…なのだろうと思うのです。
アバター
2015/04/17 08:38
何事もなくて良かったですが
一人で出かけるなんて危険ですね
やはり火事場の馬鹿力?
自分は大丈夫!という気持ちが
行動に出たのかもしれませんね
その気持ちの裏には、この家にずっと居たい
という気持ちがあるわけですから
なんだか、せつなくなりますね・・・
アバター
2015/04/16 23:27
> まやさん

まやさんのお父さんもそのようにおっしゃるのですね…。
切ないですね。
一緒に暮らせるなら、そうしたい…けれど、それが出来ないので悩みます。
ベターな選択が出来るように願ってます。
アバター
2015/04/16 23:25
> ピンクうさぎ♥さん

現実はそうではない…という部分を受け入れてほしいと思うのですが(切ないけれど)
難しいですね。

今は大変なりにも、自分達でやろう…やらなきゃと思っている部分もあるから
ギリギリのところで暮しているけれども、入所したら眼が虚ろになってしまった
なんてことにならないことを願っているのですが。
アバター
2015/04/16 23:21
> ♪はなとり♪さん

泣き落としですね…。
ちょっと想像してみます。

演技力に欠ける2人だから無理かな。。。
アバター
2015/04/16 23:19
> トシraudさん

CTを撮らせないので物的証拠はないのです…認知症であるという。
ですが、主治医の聞き取り検査やケアマネさんの見解では認知症と言われています。
(自分は認知症ではないと思いたいのか、検査などには驚くほど鋭く反応して
 頑として受けないようです)

私は主人の支えがあるので何とかやれていますが、独身の一人暮らしの虚弱体質の姉は
一段落する度に数日寝込んでいます^^;
私もさっと動ける身ではない為、姉に頼らざるを得ない部分はお願いしているので
申し訳ないです。
でも、両親の安全を確保できるまでは倒れられないですね…私たちは^^;
アバター
2015/04/16 22:39
私も罪悪感を感じてしまうことが、よくあります。父は今病院に入院中ですが、いつか家に帰れると思っています。家で自分で生活できると言います。もう、歩く事もできないし、最近は筋力も落ち、車椅子からベットへの移乗も難しいのに・・・
もちろん、認知症もあるのに。どうしても家に帰りたいのだと思います><父の今の状況をいくら話しても納得してもらえませんが、家での生活は無理なんだよと話すたびに、「わしの帰るところは、もうないのか」と言われ、毎回とても辛いです。でも、やはり少しでも元気で居てほしいので、グッとこらえています。
アバター
2015/04/16 21:48
他の方も書いているように
まだ大丈夫だといいたかったんでしょうね・・・
でも・・・
現実はそうではないので切ないですね><
アバター
2015/04/16 21:45
これは、私の両親が同じような状況になった時に試してみようと思って
いるのですが、どうしても指示に従ってもらえないようでしたら、最後の
最後は娘と2人で泣き落とししてみようかな、と思っているんですよ。
そして大暴れしてやろうか、と。
それで安全な生活をしてもらえるなら、いくらでもやります。
(すぐそばに住んでいるので、多分、無理矢理一緒に暮す事になるでしょうが・・・)

あんまり手続きが長びくとおねーさんの体調が心配ですね・・・
早く解決しますように・・・
アバター
2015/04/16 21:43
 CTを撮ってらっしゃると思いますが、どうなんでしょう。私の伯父のは、土星の天体写真のようでした。その伯父は11月時点では杖を使わないと立てない状態で、にもかかわらず運転をして・・・といった状況で、再び立つことが無かったでした。
 歩けないというのは、文字通りではなくて、立ったり座ったりが困難だってとこから考えてあげないといけなかったのが、私の反省です。どこのお家でも「私は大丈夫!」ってコトバに私達年代は悩まされていますよね。私の思ってる以下のことなどしのみぃさんはお察しだと思うので省略します。
 ただただ、しのみぃさんやお姉さまがお体壊すことなく、過ごされることをお祈り致します。
アバター
2015/04/16 21:10
> うさ猫さん

難しいですね…。
感情がありまし、本人の希望や要望もありますから。

でも、それらを受け入れていたら前には進めませんし、今の状況からの
改善も見込めないと思われるので、申し訳ない気持ちをもつつつも
事務的に進めていかなければならない部分もあり…辛いです。
アバター
2015/04/16 20:41
うちの母はまだ認知症と認定されていないので(かなりボケボケですが本人も開き直っている)病院にも行きたがらないですし、仮にそう診断されたら返って症状が進んでしまうような気がします。
要は怖いんですよね。
現実を見るのが怖くて、受け入れることも出来ない。
カウンセラーは母のことを、心が弱くて自己防衛をしないと生きて行けないと言いました。

しのみぃさんのお母様も、それに近い感情を持っているのではないでしょうか。
それに長年暮らした場所を離れるのも、しんどいですしね。
(その都度引越ばかりで自分がしんどかった)
もしかしたら、これが原因で症状が悪化することもありえるかも。

でも、どうにもならないことってあるんですよね。
少しでも最良の道を見つけて、そこへ進んで行かないと。
うちなんてボケても老人ホームになんか入れそうもないので、世話をするのは自分。
それまでなんとしても自分を安定させないといけないなあと思います。

つくづく、お疲れ様です<(_ _)>
アバター
2015/04/16 20:31
> あーにゃさん

そうですか…。
義父さんも。

年初めに数日母と過ごして思ったのは、随分とお高くなったという印象です。
この表現は適当ではないとは思うのですが、高慢な態度とは全く逆の性格の母ですが
「私を馬鹿にしないで」といったような言い方をするので、びっくりした次第です。
随分と性格って変わるのだなぁと。

プライドが高くなってきて、扱いづらくなったと思いました…正直なところ。
「大丈夫」との言葉とは逆に「危なくて見ていられない」というのが現状ですから
勘弁してほしいと、ため息がでます。
アバター
2015/04/16 20:25
うん……おそらくそうだろうと私も思います。
「私は自分だけでまだ大丈夫。だから施設に入ったりする必要はない」と行動で示したかったんでしょうね。
こちらにも認知症が始まっている義父がいます。
介護認定のための調査員が来たときに、普段よりはきはきしゃべり、まともな受け答えをして、
「まだまだ大丈夫!」というところを見せるのは日常茶飯事です。(だから困るんだけど)
小さな子どもや、発達障害を持つ子どもたちと決定的に違うのは、
本人が健康だった若い頃の記憶とプライドを持っているってことなんですよね。
でも、プライドだけで生活できるようにはならないからなぁ……。



カテゴリ

>>カテゴリ一覧を開く

月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.