高校生活が始まる。

うちは髪を茶髪にして巻いた。

今の自分が好きだ。誰が見ても可愛いと思う。

自慢じゃない。ただ自信がもてたんだ・・・

「恵栄高校か・・・」

うちが高校に入る。

「名前なんていうの？」

うちの肩を誰かがたたいた。

「えっ？」

うち...

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「卒業かなしいよねぇ」

そんなこと言ったって受験バナ。

「お前どこ受けんの？」

嵯峨がうちに聞いた。となりの席になったし仲がいい。

「恵栄高校だけど？」

「一緒やん・・・頑張ろうぜ」

「うん・・・」

だってうちが合わせたんやもん。

「未来恵栄受けんの？...

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ざっと半年がたつ。

自分に自信が持ててきた気がする。友達はあいなだけだけどね・・・

「夢奈」

うちは嵯峨と席が隣になった。すごくうれしい・・・でも恥ずかしい。

「何？」

「お前ケータイ機種ドコノだろ？」

うちは静かにうなずく。嵯峨とうちはケータイの機種一緒だったけ...

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気が重い・・・学校が嫌い。

でもあいつがいるからまだマシかな

あいなが寄ってくる。

「おはよう」

うちはあいなにいった。

「結伊きもくない？」

あいなといる時は絶対悪口か勉強の話しかしない。正直楽しくない。

「そうやなぁ・・・」

だからうちは適当に返事...

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気が重い・・・学校が嫌い。

でもあいつがいるからまだマシかな

あいなが寄ってくる。

「おはよう」

うちはあいなにいった。

「結伊きもくない？」

あいなといる時は絶対悪口か勉強の話しかしない。正直楽しくない。

「そうやなぁ・・・」

だからうちは適当に返事...

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