裕也とは気まずいまま・・・
冬休みに入った。
「大谷さん家、今日引っ越すんだってね」
「えっ?」
「さっき挨拶きたのよ?裕也君がこれ奈緒にって」
ママはそう言ってあたしに手紙を差し出した。
あたしは急いで封筒を開けた。
便箋を出すのと一緒に、
ネックレスが出て...
最近自分磨きにこってる姫にゅの日記です❤
大ちゃんLoveな姫の日記よろしくお願いします!!
裕也とは気まずいまま・・・
冬休みに入った。
「大谷さん家、今日引っ越すんだってね」
「えっ?」
「さっき挨拶きたのよ?裕也君がこれ奈緒にって」
ママはそう言ってあたしに手紙を差し出した。
あたしは急いで封筒を開けた。
便箋を出すのと一緒に、
ネックレスが出て...
それから、
毎朝のように・・・
あたしの家の前にはあいつがいた。
いつのまにか毎朝学校に行くのが楽しみになってた。
あたしはだんだん裕也に惹かれていった。
そんなある日のことだった。
「奈緒・・・俺、もぅお前と学校行けなくなる」
突然裕也があたしに言った。
...
「ねー奈緒、今日転校生きたらしーよー。3組だって。しかも男だって」
親友のみうが楽しそうにあたしに話す。
「あー・・・うん。期待しないほうがいいよ」
「えっ?何?奈緒誰か知ってるの?」
「うん、うちのお隣に引っ越してきた」
「うわーロマンチックー、恋が芽生えたりしちゃって...
長い夏休みが終わって今日から学校。
久しぶりだし、
学校は好き。
「いってきまーす」
朝食も食べずにあたしは家を飛び出した。
家の前には大谷裕也がいた。
「・・・どしたの?」
「・・・」
聞いても無愛想にうつむいてるだけ。
なんかやな奴。
あた...
「お隣さん今日くるんだって」
「興味なーい」
あたしは朝食の食パンをくわえながら、
呟く。
ピンポーン
「あら、誰かしら。奈緒出て」
「えーめんどくさい」
あたしは最後の一口を食べ終わり、
玄関をあけた。
綺麗な女の人の隣にいたのが、
君だっ...