2013.1.8.冬毛の猫
- カテゴリ: 日記
- 2013/01/09 05:41:11
明け方の川沿いを
どこか呑気な足どりで
モコモコの毛並み
てくてくと歩めば
一時寒さを忘れ
見送るは何処へと
知ってか知らずか
共に水面に日を臨む
明け方の川沿いを
どこか呑気な足どりで
モコモコの毛並み
てくてくと歩めば
一時寒さを忘れ
見送るは何処へと
知ってか知らずか
共に水面に日を臨む
玄関先の
飾りを見上げ
揃えた靴を
並べて仕舞う
見慣れた場所も
何処と無く
空気の為か
新鮮味
顔触れ揃う
傍らに
挨拶交わして
第一歩
共に迎える
凛とした
新たな年の
事始め
序でにお願い
ポストに寄って
振り返り際に
手を振った
冬のコートで
見送って
カード翳して
改札抜ける
短いようで充実の
貴重な時間を振り返り
がたごと揺れる列車を迎え
車窓の向こうに思いを馳せる
短いメッセージ
近くに寄るからと
簡単な挨拶に
土産話を添えて
瞬く間ながら
充実の
見送る空に
日は高い
一服のお茶
他愛のないお喋り
夕食を囲い
ささやかな暖をとり
緩やかな時を
静かに送り出す