2012.11.28.静寂の朝
- カテゴリ: 日記
- 2012/11/29 06:23:08
澄んだ空に
満月を見送って
冷気に包まれながら
家の扉を目指す
世界は
眠りに就いたのだろうか
耳の痛くなるほど
静まり返ったまま
時は刻まれて
ゆっくりと朝焼けを迎える
澄んだ空に
満月を見送って
冷気に包まれながら
家の扉を目指す
世界は
眠りに就いたのだろうか
耳の痛くなるほど
静まり返ったまま
時は刻まれて
ゆっくりと朝焼けを迎える
落ち葉を集めたら
いつの間にか包まれる
掃き集めているのか
囲まれているのか
分からない位に
見上げれば木々は
一斉に色付いて
いよいよの冬に向けて
装いを改めている
眩しくも優しく
陽光を照り返す
たゆたうように
ぽっかりと
風の払った
雨上がり
流れる雲を
眺めるように
淡い色して
輝いて
浮かぶ小さな
お月様
時間の経つのを
忘れるように
一緒に
浮かんで行きました
何処までも
広がる空の下を
自転車に乗って
駆けて行く
街路樹の
間を潜って
かさこそのリズム
敷き詰められて
瞳の奥までも
続いていく
雨の名残の
重たい雲が
風に靡いて
去っていく
照らす時間は
短いけれど
明るい空が
広がった
遠くに見える
山々の
映える黄葉に
誘われて
仰いで外に
出掛ければ
淡い暖気が...