「えっ・・・あたし」

昨日姫菜は薬を飲んだんだ。ただ楽になりたくて・・・死ぬ薬

・・・パシン

頬をぶたれた

「何を考えているの？」

義理母が言った

「何よ。いいじゃない・・・死にたかったのに」

目をさますと姫菜の部屋のベッドの上にいた

「死ぬ事もできな...

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・・・昔から何もかもがあたしの思いどうりだった。ほしい物はすべて手に入れてきた。だけど心は簡単には手に入らないものだってわかったんだ

「お父様。あたし俊と結婚したくありませんの」

あきらめなかった。まずは事実を変えようとした

「姫菜・・・ごめんな」

「もしあたしをどうしても俊...

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「あたしゆうやと付き合う事にしたから」

姫菜がタケルにいった

「だから？」

「どうも思わない？」

「あぁ・・・俊と婚約したのに浮気か？」

姫菜は目をそらした

「お前にはガッカリした。俺を捨てて俊と婚約して今度はゆうやかよ」

「あなたのためじゃない」

「...

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「お母様」

姫菜が言った

「何？」

「あたし俊と結婚したくない・・・」

「無理よ」

「でも・・・結婚する」

「えっ？」

「それがあたしの運命ならそれに従う」

「あらそう」

「それだけだから・・・」

姫菜はその部屋を出た

「おはよ」
...

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「何かよう？」

姫菜がいった

「お前に会いたかっただけ」

「あたしは俊が嫌い・・・大嫌い」

「姫菜」

ちひろが叫んだ

「俊を傷つけないで」

「あたしはタケちゃんが好きだったのに・・・なんで？ねえどうしてなのよ」

姫菜は座り込んでないた

もう何もか...

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