「ねえ明日遊ばない？」

「明日？」

「ダメ・・・かな？」

「いいわよ」

姫菜が紅茶を一口飲んでいった。

「待ち合わせどこにする？」

「あっ・・・わすれてた」

「何を？」

「なんでもないの。えっと・・・グリル公園で１時は？」

「わかったわ」

...

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「お茶でもいかが？ミルクとストレートどちらがいいかしら？」

「うちはミルク」

「そう、たまには自分でいれるわ」

姫菜はそういって部屋を出た。

・・・ピロリン

姫菜のケータイにメールが届いた

「やっぱり。くると思ってた」

レナはケータイを開いた

今度のデ...

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「ごきげんよう」

姫菜は教室に入った。

「おはよ」

レナもいつもどうりで・・・

「可愛い。このキーホルダー」

「ありがとう」

「姫」

タケルがきた。

「タケちゃん」

二人の鞄にはあの亀のキーホルダーがついてた

「あれ・・・これもしかしてオソ...

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「本気じゃない。タケちゃんはあたしに本気じゃない」

「何いってんの？」

「わかるの・・・あたしには」

「意味わかんねぇ」

「８人目の彼氏・・・タケちゃんは」

「えっ？」

「みんなつぶされた。あたしは財閥の娘だから・・・結婚相手は決まってるのよ」

「でも俺は・...

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ミーン・・・ミンミンミン・・ミーン

セミのなく暑い夏休み。

「姫遊ぼうぜ」

タケルからのお誘い電話・・・

「いいわよ・・・でも２人で？」

「おぅ」

「わかったわ」

「おまたせ。待ったかしら？」

「調度今来たとこ」

「そう」

「ってか」

...

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