ならず(ノ∀`*)
毒吐き男じゅんの前向きなポンチョ
あなたがまとった心の『ポンチョ』脱がせてみせます
どうやら今年2度目の風邪を引いてしまった模様。
コンビニでドリンク栄養剤(風邪用)を買って飲んでみたものの
なんか症状が悪化したような・・・
寝ようと思って布団に入っても物語の妄想が止まらず眠れない。
やっぱり明日起きてから飲むべきだったかな。
とりあえずPCからは離れるべきだ...
時計の短針が8の字を指している。
一時間間隔で動くようになっているらしくツリーが再び輝きだした。
トオルはさすがに少し不安になってきた。
メールや電話をしてみたが反応はない。
もしかしてユウコの身に何かあったのだろうかと一瞬考えたが
度重なる遅刻でその辺の感覚は普通の人よりも鈍感になってい...
やがて大学卒業の時が迫りトオルは再びユウコに告白をした。
軽井沢のあの日以来、トオルの気持ちが変わることなど決してなかったから。
少しずつ、しかし確実にその想いは募っていったから。
友人に誘われコンパに出たりもしたが、会う女性全てをユウコと比較していた。
自分でも未練たらしい最低な奴だという...
左腕にはめられたオメガのシーマスターアクアテラが夜の7時を指す。
背後のイルミネーションツリーがオルゴールの音色とともに電飾を煌びやかに点灯させていた。
人々は小さな歓声を上げ、或る者はカメラを構え、或る者は隣の恋人と笑顔で囁き合い、
周囲の空気が華やかに彩られる。
「まあいつものことか...