2012.7.1.ざあざあ
- カテゴリ: 日記
- 2012/07/02 06:20:08
ひっきりなしに
それは窓の向こう
弱まったかと思えば
また強く降りてくる
生き物たちは
隠れているのだろうか
大自然の息吹を
全身に感じ
頭を垂れる
草葉を眺め
空の歌声に
耳を傾けて
ひっきりなしに
それは窓の向こう
弱まったかと思えば
また強く降りてくる
生き物たちは
隠れているのだろうか
大自然の息吹を
全身に感じ
頭を垂れる
草葉を眺め
空の歌声に
耳を傾けて
気紛れだろうか
全身で空を覆い
水浴びの鴉が
家路を急げば
行き交う人の足早を
面白げに見つめてる
火照り乾いた
そんな大地へ
一時の風に舞い
恵の水を撒いて
あどけなく笑い
足音も立てず
訪れのときと同じに
気紛れに去ってゆく
早朝の
川沿いの道
木立の向こうでは
夜が明けている
重なり合う青葉は
透き通る光に染まり
柔らかに瞬いて
風景を包み込む
帰りの挨拶する頃に
元気なあの子が曇り顔
沢山遊んだその時は
笑っていたのにどうしたの?
もっとあそびたかったなぁ
ぽろりと漏れる一言に
詰まった思いがにじみ出る
明日も
も一度晴れるといいな
そんな願いを掛けながら
別れを惜しむ帰り道
ここでみかけた
あそこにないよ
互いに声を掛け合って
互いを気遣う探し物
夢中になった
子どもらの
ふとしたところに
宝物
見つけたところで
一安心
胸に抱えて
笑顔で帰る