2012.4.4.嵐のあと
- カテゴリ: 日記
- 2012/04/05 06:18:38
名残の様に
さやさやと
優しく雨が
舞っている
昨日の風は
嘘のよう
空気が澄んで
音は静かで
行く道々に
うずたかく
小枝が募って
語ってる
濡れた大地に刻まれた
過ぎた嵐の爪あとは
その激しさを物語る
静かな姿で鎮座する
拾い集めた
その...
名残の様に
さやさやと
優しく雨が
舞っている
昨日の風は
嘘のよう
空気が澄んで
音は静かで
行く道々に
うずたかく
小枝が募って
語ってる
濡れた大地に刻まれた
過ぎた嵐の爪あとは
その激しさを物語る
静かな姿で鎮座する
拾い集めた
その...
雨ががさがさ打ち付けて
大きな窓をがたがた揺らす
空の色が変わるほど
風に乗って激しく降れば
僅かに空いた隙間から
水がじわじわ入ってく
タオルを持って駆け回り
窓辺のものを片付ける
人手を集めて手間かけて
すっかり辺りを見回れば
いつしか雨は去って行き
名残の風が香...
初顔合わせ
入園式の準備
時は瞬く間に過ぎて
いつの間にか迎える夕暮れ
日が落ちる時間は
風が冷たく舞ったけれど
今夜の風は
どこか柔らかい
固く結んだ蕾を解き
桜が花を見せている
道の端にはタンポポが
黄色い花を付けている
朝に出会った風景が
そっと頭を過...
ゆっくり目覚めるお休みの
良いお天気のお昼前
風は冷たく舞うけれど
お日様ニコニコ笑ってる
年度の替わるその最中
急ぐ気持ちもあるけれど
まずは一息腰据えて
じっくり予定を立ててみる
気持ちの準備ができたなら
しっかり大地を踏みしめて
照らすお日様受けながら
最初の一...
薄い茶色の舞台の上に
白い布地の四角になって
そっと花台が添えられる
斜めに掛かる園旗の横の
高めの演台向かいに挟み
まだ見ぬ幼子優しく思い
そっと香りを放ってく
ここにどんな子座るだろう
一段上から見渡して
銀の脚した新顔の
並んだ椅子を向かいに迎え
そっと潤い含んでく
...