saoriの思い出 ③
- カテゴリ: 日記
- 2020/07/31 23:42:07
予約した当日
お洒落をしてお店を訪れた。
彼は髪を切りながら、
「この間は、チョコありがとう。美味しかったよ」
食べたことのないチョコだったので、どんな味だったかなど色々聞いて話が膨らんでいた時に、
「チョコのお礼に今度デートしようよ」
彼が言った。
心臓が止まりそうだった。
予約した当日
お洒落をしてお店を訪れた。
彼は髪を切りながら、
「この間は、チョコありがとう。美味しかったよ」
食べたことのないチョコだったので、どんな味だったかなど色々聞いて話が膨らんでいた時に、
「チョコのお礼に今度デートしようよ」
彼が言った。
心臓が止まりそうだった。
ある年の2月のバレンタインデー
会社帰りに、チョコレートを持って彼のお店を訪れた。
お客さんがもう帰ろうとしていた頃だった。
「どうしたの?」
彼はびっくりしていた。
「いつも綺麗にしてもらってるから!」
私はチョコを手渡した。
彼の顔が微笑みに満ちていた。
「ありがとう」
「じゃ...
当時気になっていた美容院があった。
店の前を通りかかると、大きな窓の店内にはロングヘアーの男性が一人、接客をしている姿があった。
私はそのお店を通る度にその男性に目を向けていた。
ある時、そこを訪れることにした。
「ショートヘアーにしてください」
私はお店に直接予約を申し入れていた...