saoriの思い出 ヘッドハンティング③
- カテゴリ: 日記
- 2020/08/26 21:51:45
私は彼の営業アシスタントも担当することになっていた。
居酒屋で飲んだのをきっかけに、とてもフレンドリーというか好意的な態度で私に接してきていた。そして、毎週2~3回はお互いの最寄り駅近くのお店に飲みに行っていた。ボトルキープをするほどまで・・
彼は、学生時代から付き合っていた女性と結婚し、子供が...
私は彼の営業アシスタントも担当することになっていた。
居酒屋で飲んだのをきっかけに、とてもフレンドリーというか好意的な態度で私に接してきていた。そして、毎週2~3回はお互いの最寄り駅近くのお店に飲みに行っていた。ボトルキープをするほどまで・・
彼は、学生時代から付き合っていた女性と結婚し、子供が...
Kさんが入社してから、約一月ほど経っていた。 社内での彼の様子を見ていると、とても打ち解けているように思えた。 人当たりがよく、笑顔で誰にでも話しかける「THE 営業マン」 特に悩みがあるようにも思えなかった。 約束の当日、地下鉄の駅前...
当時、私はIT商社に勤務していた。
ある日上司から「来月から一人営業部付けで入社してくるから、準備をしておいてくれ。
ヘッドハンティングだ」
【承知しました】
支店だったので、本社へ問い合わせなどしながら準備を進めていた。
入社日、緊張した表情でKさんが出社してきた。
私より2つ年...
当時、私は徐々に彼を好きになっていっていた。 そして、時々垣間見える彼の弱さが心配だった。 よく分からないことが沢山ありすぎて 漠然とした不安定感があった。 ある日、彼からお誘いのメールが届いた。 「飲みに行こう」 土曜日の夜に...
仕事中に彼からメールが来た。
「今日仕事で近くに行くんだけど夜予定空いてる?」
私の職場の最寄り駅で、車で待っていてくれた。
連れていきたいとこがあると言い、車を走らせた先は千里川土手だった。
伊丹空港に接近してくる飛行機の迫力を体感できる場所。
着陸機が近づくと、耳を覆うほどの爆音が頭上を通...