Nicotto Town



saoriの思い出 ヘッドハンティング②

Kさんが入社してから、約一月ほど経っていた。 

社内での彼の様子を見ていると、とても打ち解けているように思えた。 

人当たりがよく、笑顔で誰にでも話しかける「THE 営業マン」 

特に悩みがあるようにも思えなかった。 

 

 

約束の当日、地下鉄の駅前に彼は立っていた。 

彼に案内されて居酒屋に入った。 

 

「まずは、ビール」 

 

そんな感じで、他愛のない話から始まった。 

 

 

【Kさん、社内の雰囲気にはもう慣れましたか?】 

 

 

 

「ええ、みんなとてもいい人で、助かってますよ」 

 

 

 

 

Kさんは、既に社内の女性の間でも人気がでてきていた。 

 

 

 

 

私達は、ビールから日本酒に移り、話の内容を深めていった。 

 

 

【そう言えば、何かお話があるということでしたが・・何か問題でも?】 

私は本題に戻してみた。 

 

 

 

 

「特に問題なんてないです」 

 

 

【え?メール頂いて驚いたんですけど…】 

 

 

「こうでも言わないと、付き合ってもらえないでしょ?」 

 

 

・・・・・・・・ 

 

 

「こんな事言って困るかもしれないけど、オフィスに入ってsaoriさんを見た瞬間 

 目がハートになったんだ」 

 

 

【ハート???】 

 

 

「僕のわがままなんだけど、時々こうして付き合ってもらえないかな?」 

 

 

彼のストレートな言葉に暫く唖然としていた。 

彼の言葉は、まるで正当化されたことのように聞こえてくるのだ。 

 

少し考えてから、 

 

【ちょっとびっくりしたけど、楽しく仕事ができる関係だったら大歓迎ですよ!」 

そう答えた。 

 

 

 

彼の自宅の最寄り駅は、私の最寄り駅の隣の駅だった。 

 

 

電車の中で、彼は自身の色んな事を話してくれた。

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2020/08/26 21:52
暑さにかまけてサボっていました(笑)
更新しましたので、良かったら読んでくださいw
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2020/08/26 09:28
オオ~~!!
この後はR18の展開かなwwww
イヤ(マテ…
そんな軽い♀じゃ(笑)
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2020/08/15 22:35
つづきが、楽しみです( ・ω・)b 
きっと・・ああなって?こうなって?こんな事から?w (´・д人) カンニン
ひとり妄想してしまいました。。



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