【短編】ご主人と彼女
- カテゴリ: 自作小説
- 2018/02/28 21:46:56
俺は黒猫の「くー」。
ペットショップにいたところをご主人に買われた。
「くー」っていうのもご主人につけられた名前だ。
男に飼われるなんてついてないと思ったが、ご主人は、あまり俺を束縛しなかった。
ご主人は大学生ってやつをやっていて、家にあんまりいない。
だが、俺の餌なんかはしっかり用意してくれてい...
私の生態が解明できますwww
俺は黒猫の「くー」。
ペットショップにいたところをご主人に買われた。
「くー」っていうのもご主人につけられた名前だ。
男に飼われるなんてついてないと思ったが、ご主人は、あまり俺を束縛しなかった。
ご主人は大学生ってやつをやっていて、家にあんまりいない。
だが、俺の餌なんかはしっかり用意してくれてい...
「!!昴さん、その猫…」
「この間、店に行ったとき気にしてただろ?」
この日、俺が彼女に見せたのは1匹の黒猫。
以前、彼女と2人でペットショップの前を通りかかったとき、表から見える位置にいた猫である。
その猫を見つめる彼女のきらきらした瞳が忘れられず、数日後、再びその店を訪れ、飼う...