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介護保険制度についてその1

介護保険制度は2000年にスタートしました。
しかし、自分に関係ない世界である人たちにはまだまだ馴染みのない世界であるのも事実です。

そこで、ぽちぽちと気の向くときに、私の持ちえる知識の中で紹介して行こうと思います。

まずは介護度ですが、これは介護を受けようとする人の心身の状況により次のように分けられます。

要支援1 要支援2
要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5

介護サービスを受けるにはまず、市町村の窓口で申請をし、要介護認定を受けます。
この認定には厳しい基準が決まっていて、訪問調査や主治医の意見書などを元に認定がされます。

その後、居宅介護支援事業所を選び、ケアプランを作成し、ようやくサービスが受けられるわけです。

なお、要支援1、2の認定を受けた人は地域包括支援センターに相談し、介護予防ケアプランの作成が行われます。

それでは一体要介護とか要支援とかって何なの!?ということになると思います。

まずは介護される人の大体の状況からご説明します

要支援1 基本的な日常動作はほぼ自分で行うことができるが、要介護状態にならないように何らかの支援が必要

要支援2 要支援1より基本的な日常動作を行う能力がわずかに低下し、何らかの支援が必要

要介護1 基本的な日常生活や身の回りの世話などに一部介助が必要。

要介護2 食事や排泄、入浴、洗顔、衣服の着脱などに一部または多くの介助が必要

要介護3 食事や排泄、入浴、洗顔、衣服の着脱などに多くの介助が必要

要介護4 食事や排泄、入浴、洗顔、衣服の着脱などに全面的な介助が必要

要介護5 日常生活や身の回りの世話全般にわたって全面的な介助が必要

ごく簡単に説明すると上記のようになります。

それでは介護度に応じて何が変わるのでしょうか?

『利用できるサービス内容、種類、使える限度額』が変わります。

1ヶ月の支給限度額は1単位=10円換算で単位制になっています。

要支援1 4970単位=4万9千700円

要支援2 10400単位=10万4000円

要介護1 16580単位=16万5800円

要介護2 19480単位=19万4800円

要介護3 26750単位=26万7500円

要介護4 30600単位=30万6000円

要介護5 35830単位=35万8300円

利用者はこの範囲内で色々なサービスを組み合わせて使うことが出来、それぞれ各サービスには介護報酬が決められています。

1ヶ月に使ったサービスの単位を合計して、支給限度額以内に収まっていれば利用者は原則として費用の1割を負担。

ただし、オーバーするとその分は全額自己負担になってしまいます。

さて、今回はこの辺にして・・・。
次回は具体的に、介護サービスにどんな種類のものがあるかをご紹介したいと思います。

関係ないと思っている方、貴方も私も、そして貴方の大切な人たちも・・・いずれにも老いはやってくるのです。

そのとき、正しいサービスを受けられるように覚えておいて損はないと思いますよ^^

以上、介護保険制度についてその1でした。

わかりにくい上に、真面目な話の日記ですみません><




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