楽譜の風景
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/02/07 11:48:28
最近、小説をつとに読まなくなりました。
何故なんだろうな~~。
あの井上靖の「星と祭」を読んだ時のような、
目の前に光景を広げることが
出来なくなったからでしょうか。
で、エッセイを中心に読んでます。
茂木大輔さんと岩城宏之さんの音楽エッセイが最近の主流。
最新は
アマゾンの古本販売で、もう販売されていない岩城氏の
「楽譜の風景」
本の本体4円、送料350円でしたが、綺麗な保存状態なので満足、満足。
岩城さんは、写譜されたものより、直筆の譜面の方が、
作者の意図がダイレクトに読みとれて、
指揮しやすいと書かれています。
私みたいなシロウトが見るとオタマジャクシもよく読みとれないような譜面なんですが・・・。
他にもいろんな作曲家の譜面、または譜面にまつわるエピソード、
指揮の最中におきてしまった「大事故」についても詳しく述べられていて、
音楽を知らなくても面白い本です。
岩城氏は亡くなられているので、新作を望めないのが残念です。
指揮者って譜面との格闘技なんですよ~。毎日がムチウチ症なんだそうです。
とっても分かりやすくて読みやすいです。
この本はもう販売されていないようなので、古本または図書館においてあるかも・・。
茂木氏は「のだめ」の監修者なので、面白いですよ!
文庫本で出ている「オーボエ吹き」シリーズはオススメです。
のだめ関連の本も多いですね!
私は、読んだことのないジャンルです。
でも、「のだめ」のドラマや映画を見てから
指揮者と言うものに、すごく興味がわいてきたので
ちょっと、読んでみたくなりました^^