印象に残る宇宙探査機 トップ３
- カテゴリ：ニュース
- 2010/06/11 23:59:33
さて、はやぶさ君の帰還までもうちょっと。「HAYABUSA - BACK TO THE EARTH -」を上映しているプラネタリウムには、かなりの人が訪れているとか。
そんな、宇宙探査への盛り上がりのなか、昔からの宇宙好きの僕が独断と偏見で「印象に残る宇宙探査機」のトップ３をあげたいと思います。
・1位 MUSES-C「はやぶさ」
もう、これは揺るぎないです。たぶん、今後もはやぶさ君を超える印象を残す探査機は出てこないでしょう。業績、そしてはやぶさ君自身とそれを支えた運用チーム、また、これだけ一般の人に愛された探査機は後にも先にもないでしょう。イトカワへの着陸の時の感動は今も忘れられません。
・2位 ボイジャー2号
ボイジャー2号は現在の理科の教科書に掲載されている、天王星、海王星が有名かと思います。なんと言ってもまったく未知の惑星だった、この二つの惑星の美しい画像を送ってくれた業績は輝かしいものです。実は天王星・海王星は行く予定が無かったのですが、予算が追加で下りたため探査する事になったのです。あとJAXA名誉教授の的川さんが、テレビ番組で「スイングバイ航法」をわかりやすく解説してくれたのが、印象に残っています。
・3位 ジオット
1986年にハレー彗星が接近した際に、各国のハレー彗星探査機の中で「特攻隊長」をつとめた探査機です。彗星から放出される塵と戦うためのシールドが装備されたジオットは、彗星核に600Kmまで特攻、そして彗星の核が「黒い雪玉のようなもの」であることを突き止めました。
こんなところですが、最後に昨日の「クローズアップ現代」で的川さんが紹介した手紙の内容を紹介します。
・5歳の子からの手紙
「あすかは、はやぶさ君が大好きです。でも、はやぶさ君がもうじき消えてなくなるという話を聞きました。でも、あすかは、はやぶさ君が大好きなので、一生、はやぶさ君の事を思い続けます。（お父さんの但し書き：うちの子は今、涙をぽろぽろ流しながら手紙を書いています）」
まあ「あかつき」はあれはあれで、興味を持ってもらえたという意味では良かったんでしょう
けど(苦笑)
でも、はやぶさは彼自身と支えてる人たちの凄さが、色々な人を引きつけている理由ですから
違いますよねぇ。はやぶさがイトカワに残したターゲットマーカーに刻まれた88万人の名前は、
これからも残り続けるんですからね。
はやぶさ 良いよ はやぶさ。
もうすぐ もうすぐだよ(･∀･