Nicotto Town



終わらせよう。

明日はクリーンな気持ちで臨もうじゃないか。


・・・・。
「ゴクアークが相手ならばよかったのか?」が頭からハナレませんが。クソがぁぁぁ!!逝ってよしーーっっ!(; >△<)

カーシャさまったらカーシャさまぁん♥


…案外続かない。
ゴクアーク様がでかすぎるからな。
助かったな。
私が。


むしろ新ヤミさまに踏まれたーいっ。





その言葉は、赦されたと思っていいのだろうか。
自分はまだ、ゴクアーク様に帰属するひとりでいられるのか。
盟約は今も続いているのか・・・・!

かすむ目でその威容を見上げる。
ゴクアーク様…。
いつ見ても そのお姿が麗わしい。
あの強大で絶対の破壊の力。闇を呑み夜を喰らう、黒の王。邪悪の化身。
あの方が わたしの主。あの方こそが わたしのすべて。(亜衣子さんは?w)
命ぜられればこの身果てるまで。死ぬのは易い。
死など厭わないと

思っていた。


かけらけた言葉があまりにも身にしみる。
人の世で愛を知ってしまった自分には、どうしてこの情けを格別と感じずにいられよう。
涙が止まらない。
「死にたく…ない……」
あれほど絶望していた自分の心が、今は叫ぶ。
死にたくない。
死にたくない!
あの方と一緒にいたい。生きていたい! あの方の側に、一緒に飛びたい!!
「死にたくないっっ!! 死にたくありませんゴクアーク様!!」
まだわたしは、わたしはあなたのおそばにいたいっ・・・・!!!

「はは、驚いた! ここにきて命乞いとは!」
エルドランが蔑む。そんなものは何でもなかった。
醜態など、いくらでも晒してやる。
エルドランさま、お許しください、どうかお助けください!
恥じらいもなく叫ぶ懇願にエルドランもひるむ。
「右目がいるなら差し出します、左腕が邪魔なら砕けばいいっ! でも命は助けてくださいっ! 殺さないでください!!」
「キサマ…!」
エルドランがヤミノリウスの首に手をかけ吊るし上げた。
つぶれる喉で、それでも声の限り、わめき あがき 叫んだ。
「助けて、助けてください! どう・・か、 っは… っっ…」
首が絞まる。エルドランの顔からは歓喜が消えて、不愉快そうな憎しみの表情があらわれていた。
魂の嘆願、なりふり構わぬ命乞い。これが、聞きたかったのではないのか。
右目に触れられる感触。
最後にゴクアークを見た。
盟約の時と同じ、見下ろすあの8対の目…。
視界を失っても痛みを感じなかった。
泣きじゃくりただ叫んだ。渾身の力で。

「 死 に た く な い っ っ ・・・・ !!! 」

寸分違わぬ正確さだった。
角度も、強さも。
心臓を貫いたのは、エルドランか。それとも創り主たるゴクアークのなせるわざか。


闇を巻き上げ、一陣の渦となって
ヤミノリウスは消滅した。




「泣いているのかエルドラン・・・」
「別に…」
「お前が最も憎むものだったな」
「大嫌いだ…」
自分など・・・。

作り物のくせに愛を語る。

「また創るのか」
「さてな。あれ以上のものはできまい」
「私にないものを持たせるな…!」
「かつては持っていただろう」
ゴクアークが羽ばたいて舞った。
「行かせてもらうぞエルドラン。条件は果たした…」
エルドランは顔をあげ、静かにそれを見送った。



おっしまーい!
殺しちゃった!
てへ!!!

アバター
2010/08/22 17:58
楽しんでいただけてなによりです。
予想外でしたかw

苛めぬかれてもう絶命しているのに切り刻み続けるエルドランもいたのですが;
"中身"を吟味してゆるゆると解体しながら・・・って、
もうそれ止めてくれるひとがいないのでさっくり壮絶に散っていただきました。
アバター
2010/08/22 16:00
おわああああ! 殺しちゃったよ!!やっちゃった!!この展開、予想してなかったwww
でも、面白かったぁぁぁぁ



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