桜と祖父の墓参り
- カテゴリ:日記
- 2009/04/08 22:19:09
今朝は、仕事に行く前に5時起きで父方の祖父の墓参りに行ってきました。仕事が忙しいですし、遅れていくわけにもいかないですからね。
お墓までは道路が空いていれば車で20分くらいで到着します。
大きめの霊園なのですが、桜の木が何本か植えられていて、きれいな満開でした。
花を供え、線香をあげ、しばし桜を眺めながら、物思いにふけりました。
思えば、父方の祖父は寡黙な人で、あまり話をしたことはありませんでしたが、子供の僕に軒下の蟻地獄やら、酪農をやっていたので牛を見せてくれたり、また、庭で栽培していたキンカンを食べさせてくれたりしました。
二十歳を過ぎてから、めっきり僕は顔を出さなくなり、「祖父は元気だからいつでも会える」とそう思っていました。
でも、ある日の農作業中に脳梗塞で倒れ、そのまま帰らぬ人となりました。まあ、後悔先に立たず、とはこのことでしょう。
帰り道、桜の並木道を車で通りました。とてもきれいでした。早起きした甲斐があったと、そう思います。
ええ、もう5時だと明るいです。そうですね、急に暖かくなったので今週で見納めですねぇ。
>>マーチさん
僕が経験したことも、マーチさんが経験したことも、これからのために生かしてゆきたい
ですね。両祖母は健在なので、たまに顔を出すようにしています。
>>ソラねこさん
先日のブログで紹介した、スティーブ・ジョブズのスピーチで「死はおそらく生が生んだ
唯一無比の、最高の発明品」という言葉がありましたが、いつか最後があることを、心の
どこかに刻んでおかねばならないですね。
>>エリカさん
ウチの家族なんていつも「手遅れ」ですよ・・・。僕が「もっと早く」と言っているのに、
全然、本気にしませんから。妹がちょっと困った病気に悩まされているのですが、それも
つい最近までほったらかしでしたから・・・。本当に、何かあってからでは遅いんですよね。
とはいえ、なかなか出来ないのもまた事実ですね・・・。
後悔する前に大事にしておかなければって
両親に対して思うのですが・・なかなか出来ない。。
「おじいちゃんもおばあちゃんも元気だから大丈夫だろう」という気持ちが私の中にも
あるのかもしれません。
いつかその時が来て後悔しないように、元気な顔を見せないといけないなと思いました。
仕事の有る日に、早起きをして行かれたのですね、お疲れ様です。
自分も父と同居していましたが、何となく避けていたと言いますか、一線を引いていました。
ある日、体調を崩した父を病院に連れて行きますと、医者からもう長くは無いと言われました。
入院から4ヶ月と20日で父は亡くなりましたが、元気な頃にもっと大切にしてあげれば良かったと、
後悔だけが残りました・・・。
おじいさまもきっとよろこんでいるでしょう。
なんだか映画のワンシーンのような感じで、ステキな気分にさせていただきました。
桜も今週いっぱいですね。