Nicotto Town



消えていった景色



緩やかにきれいに並んだ白い階段が
目の前に現れた

それはどこまでも続いていた
優しい甘い花の香りがした

つないだ手が
いつの間にか離れた

あなたはその階段を昇っていく
一人で振り返ることなく

いっしょに歩いた
いっしょに走った

いっしょに学んだ
いっしょに夢見た

いっしょに笑った
いっしょに泣いた

そんな日々を忘れないと
声を残して

突然に消えていく景色が
あなたを飲み込んでいく

焼きついたあなたの残像を
胸に抱きながら

消えていった空に向かって
わたしは声を出し泣いた



なぜなんだろう
またひとり逝ってしまった

昇っていく階段は
寒くはありませんか

きょうの青空は
あなたのためにある

日差しはきっと
暖かく包んでくれるよね











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2012/01/21 00:34
Julia様

あの日は晴れて気温も暖かかったです
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2012/01/20 16:35
昇っていく階段が、緩やかで暖かく
光につつまれているようにと、ただ祈るばかりですね。
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2012/01/19 09:04
うらん様

今日は告別式
今から過去へといってしまう瞬間

がんばるぞ!
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2012/01/19 01:51
悲しくなっちゃいました。

穏やかな日差しに包まれていたいですね・・・

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2012/01/18 23:58
ayu様

白い雲もあなたのためにです
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2012/01/18 16:26
ホントに、涙が出ました

きょうの青空はあなたのため、ですか…
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2012/01/18 13:08
mako様

人の命って小さいけれど
計りきれないほど重い

そんな実感がまた沸きました
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2012/01/18 10:10
読みながら
涙がでてしまいました


一緒に手をつないで
一緒に登りたいのに
自分にはいけないところだった



自分はまだ愛した人を亡くしてないから
その気持ちは分からないけど
息子に対する気持ちと愛した人とは
また違う想いがありますよね



はよ死ね~~って思った人はいたけどww




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