Nicotto Town


としさんの日記


介護の現場から



 実際、介護というと、CMで流れているようなそんな甘い、綺麗な仕事ではない。

 おいら、ホームヘルパーの資格をとり、いま現在は設備、営繕、ドライバーの仕事をしている。

 昨年、小さな特別養護老人ホームでヘルパーさんをやっていたけど、あまりのキツさで辞めてしまった。

 認知症・・・・・想像を絶する病である。

 もうこの時点で、人間を廃業したと言っていい。

 この老人は、もう死んでいるのだ。語弊があるかもしれないけど、もうただの動物である。

 噛む、叩く、ひっかくは日常茶飯事。

 その方は、おのれが何者かさえ分からない。

 可哀相なのは、介護スタッフさんである。

 外の隔離された喫煙場所が、唯一の休憩場所。

 タバコを吸わない人も休憩にくる。

 30代の女性スタッフさんは、先日、泣きながら愚痴をこぼしていた。

 そういうことに、耳をかさないケアマネージャー。

 スタッフさんの失敗をただ叱るだけ。呆れて物も言えない。あげくの果てに、こちらにまでトバッチリ。

 毎日、朝礼で苦言を言うだけ。

 ケアマネージャーは、この日本の介護制度ではいらない存在。偉そうに、自分を何様だと思ってrいるんだ。
 日々、介護計画をたてるだけ。利用者様のご家族の機嫌とりだけ。

 叱るだけで、スタッフを誉めない。

 人は誉められて成長する。なのにボロクソに言うだけ。人を人材を育てようなんて気が全く見受けられない。

 自分が存在しているから、この介護施設は保っていけていると、勘違いしている、マヌケ。自分がスタッフとしてやられてきたからなのか、それは分からない。

 スタッフさんもすぐに辞めてしまう現状。

 信じられないだろうが、親企業は儲けの対象にしかみていない。

 それが本当の、今現在の介護行政の現状である。

 一部の、ほんのわずかな良心的なケアマネージャーに気の毒である。

 よって、介護士の資格を持つおいらでも、介護はごめんである。

 看護師さんは、おいらのホームにも5人いるけど、立派である。




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