Nicotto Town


月がきれいですね


超絶技巧、聴いてきました^^;


今日は会員になっている某銀行の文化事業からの優待で、
ピアノ・リサイタルに行ってきました。

世界で活躍する若手応援ということで、第何弾に当たるのか知りませんが、
エフゲニ・ボジャノフさんという人のリサイタルでした。

会場入りして簡単な演奏用のパンフを見ていたところ、結構なアオリ文句で
「絶対的なコントロールで、聴衆を催眠術にかけてしまうような魅力」とか、
「聴きなれた名曲が新鮮な印象を持って」などなどwww.

前半はベートーベンのソナタに始まり、ショパンのマズルカとワルツが3曲ずつ。
後半は4曲すべてリストというラインナップでした。

全て知ってる曲では無かったけど、ベートーベンはベートベンらしかったww。
ショパンに入ってからマズルカが先で、知ってる曲じゃなかったけど、
島の自然、海、村人たちの営みなど、本来の曲のイメージが良く表現されて
良かったです。

が、ワルツに入ると………。

正直、吃驚しました^^;
(え~~、ソコ、そんなにタメるんかぁ?)
(うそ~~、そこ、流すんか???)
(r.i.t.<だんだんゆっくり>は解るけど、完全に止まるかぁ??)
思わず、胸の中で突っ込みまくりでしたwww.
確かに、初めて聴いたわ、こんなショパン!
まるで演歌のようなワルツでした~(@_@)

パンフのプロフィールには、12歳で既に地元のオケとコンチェルトをして、
ロシア国際で優勝したらしいです^^;
でも、その後の国際コンクールでは2位とか4位とか、入賞くらいで
優勝とか無いので、どうしてかな?って思ってたのですが、納得。

個性的すぎる~~~www。

もう、自分の「こう弾きたい!」が完全に確立してたんですね、若いうちから。
箔をつける必要なんて、無かったから優勝させなかったのかも、審査員方。

そして、後半のリストは半端なく超絶技巧を披露してくれました~(^◇^)
人間の指がここまで動く凄さ!しかも音は全然滑ってないし、主旋律は
しっかり音が立ってたし、低音部の和音の迫力は凄かったです(^◇^)

しかも、実に「楽しそう」に弾いてるんですよね~これがwww.
私の席から表情が良く見えたんですが、正に音楽、音を楽しんでました。

アンコールの2曲目がまたショパンのポロネーズで、私は大好きで
曲が完全に頭に入ってるんですが、これがまた、ププッて思わず微笑んで
しまうくらいの独創性?おいおい、ソコまでする?
縦横無尽?傍若無人?なんて単語が頭を巡ってましたwww.

もう、彼には脱帽です^^。もう好きにやってくれ~ってなもんですww。
好き嫌いが分かれるかもしれないけど、文句の付けようがない才能です。

彼がどんな演奏家になっていくのか、これからとっても楽しみです。

アバター
2012/06/03 21:19
>トッピクン

きっとオケとのコンチェルトより、ソロの方が合ってる人だわ~^^;
アバター
2012/06/03 21:14
o(*⌒―⌒*)oにこっ♪

個性派いいじゃな~い^@^v




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.