Nicotto Town



お題「秋にピッタリな小説」

うーん、これも難しいお題だ。
意外と秋って読書の秋だけど小説としてはあんまり取り上げられてないですよね。
春や夏、冬は結構あるのに。
春は芽吹きだし、夏は鮮烈さ、冬は春を待つ静けさがあるんですが。
秋は実りの秋だけどこれから冬に向かう季節だから難しいのかな。
なんとなくローズマリー・サトクリフの「ともしびをかかげて」は秋から冬っぽいイメージがありますが。
りんごとか渡り鳥とか大事なモチーフだから。
あれは児童文学に入るのだろうか……。
にしては難しい題材が多い気がするんですが。
内容は歴史小説に近いですかね?
ローマ軍に所属していた主人公だったんですが、ローマが衰退してきて軍が引き上げる時、悩みながらも軍を脱走して故郷に戻る。
しかし、その故郷をサクソン人に襲撃され奴隷になり……。
と初めの方の粗筋だけでもあんまり子供向けじゃない感じなのがお分かりになるかと。
ライトノベルとは一線を画した作品です。
でもすっごくオススメ。
あの独特の雰囲気がねー、とてもいいと思います。
超ハッピーエンドが好き!って人にはオススメできないけど、これでもサトクリフの作品の中ではハッピーエンドな方だと思いますよ、私は。




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