クリスマス
- カテゴリ:日記
- 2012/12/26 12:51:00
フィリピンのクリスマスはなぜか貧しい人たちは‘なんかもらわなきゃ損’という考えになっています。
みんな‘クリスマスは何かもらえる季節’という認識みたいで、貧しい人たちはたいてい政治家関係の人たちの家に押し寄せて、‘クリスマスだからなにかくれ’と言いに行きます。
たいがいクリスマスの日は政治関係の人たちは家から出て物もらい軍団から逃げるんですけど、今年はあえて家にいて、ものを配っていました。
その理由が、来年の三月から四月の間にまた選挙が行われるからだそうです。(笑)
今のうちにものを配るだけ配っといていいイメージを植え付ける作戦ですね、簡単に言うと。
ちなみに私の住んでる村の市長さんの家だけで何百人という人がものをもらいに押し寄せたらしいです。
それでもちゃんとその何百人の人たちに服やら米やらを配ったらしいです。
市長さん以外にもほかの政治家や政治家候補の人たちも腐るほど配ったらしいです。
でもなんでフィリピン人は‘どこからそんだけの人たちにただでものをあげれるほどの金が出てくるんだ’って疑問にならないのが不思議です。
何百人にものを配るなんて、普通無理ですよね?
すごいお金がかかりますよね?
なのに、その政治家たちは普通に配ってるんですよ。
なんで誰も疑わないのかがすごく不思議です。
どう考えても給料だけで払えるような額ではなんです。
なのに政治家の人たちは自分たちが住んでる豪邸で普通に何百人分の米や服を配ることができるんです。
おかしいですよね。
なんで政治家は自分が有利な立場になるために物を配る金はあるのに、町をもっとよくするための金はないのか、誰も疑問にならないんでしょうか...
政治家の人たちの暮らしだって、異常なほど豪華なのに...
まぁ、これはただ自分の意見なんで。(笑)
確かに選挙で一つでも多く票もらいたいもんねww